NONFIX

憲法24条についてでした。いやあ、夜中だけど目が覚めたよ。これは面白い。
恥ずかしいかな、9条に関する見直し・改定が進められているのは知っていましたが、
24条も同様に見直し案が盛り込まれていたんだね。
24条の草案を考えたのは、当時22歳のベアテ・シロタ・ゴードン女史。
彼女は戦時中の日本女性の様子をみて、彼女らに真っ当な権利を与えたい一心で24条他、
女性の権利にかかわる条項の制定にかかわっている。
彼女はこのたびの見直し案については「非常に悲しい」といっていた。
改憲派、今回の意見を出したメンバーの1人は、下のほうの記事にも名前が出てきている西川京子氏。
彼女いわく、「今、個が乱れているのは家族としての構成が希薄であるから」なのだそうだ。
個というのは、具体的に言えばいわゆる「最近の若者」である。
この24条が個を重視しすぎているせいで、「家族」というものが希薄になっている。
だからこの条項に「家族間の責務」を盛り込みたいんだそうだ。
まあ確かに、家族というものを軽んじてはいけないと思います。
しかし話を聞く限り、この「家族間の責務」を果たすのに、
構成員がそれぞれ固定した役割を持てといっているように聞こえた。
ベアテさんはここに異をとなえる。
家族とは個人の集合体。それぞれ役割は完全に決まっているわけではない。
各々が出来ることをやり、そのことで家族・家庭を支えていければいいわけだ。
僕も思う。なぜいちいち明確な役割分担が必要か。
家事は母親だけがやるものか?それは違うはず。
僕個人的に思うのは、昨今の以前ではありえないような事件が起こることには、
家族間の希薄さが原因かというと、それは50%だということ。
確かに親の「教育」が影響する部分は多いよ。子供が間違ったレールに乗っかったことに気づかないのは、
親の責任でもあるとおもう。
だけどね。それを家族だけに押し付けてしまうのは間違ってる。
そのための教育機関じゃないの。小学校や中学校はどうしていくのよ。
「家族間の責務」というものを盛り込む理由に昨今の乱れた世を理由に挙げるなら、
それは教育機関は子供の育成に関して責任はないってことになりませんか?
個を重視することはそんなにいけないでしょうか?
個がしっかりしていないと、そもそも家族ってありえないんじゃないかな?
個を重視することとわがまま放題ってのは違う。でも、それを一緒として議論しているんじゃない?
一緒にしているやつもいるとは思うけど、そこは親の教育なり学校の教育でなんとかなるでしょう。
僕はそう感じたよ。
まあ、改正するのかそのままか、どの結論が正しいかは正直わかんないっす。
でもこうやって憲法のことを改めて考えられたことはよかったなと。
自国の憲法なのに、これほど知らないことが多いとは・・・なんだかねぇ・・・
あ、あと夜中ってことを言い訳にしたくはないですが、結構夜中のテンションで書いているので、
変な文章があるかもしれないですが・・・その辺はご愛嬌で(ぇ