新宿-中野間、中央線快速高尾行き車内にて

20:02新宿発。車内は200%近い混雑率になる。
僕の位置は、前に身動きできないレベルの混雑の中、雑誌を読み続ける上、
ちょっと当たったくらいでいやな顔をする、僕の嫌いなタイプの厚化粧女性。
化粧だか香水のにおいがきつく、顔を背けたくなるのはこっちのほうだ!
さらに、僕の横には金髪の外国人男性2人。ともに片手にはハイネケン
片方の人は、シンプソンズのキャラによく見たギョロ目の人で、
個人的にはツボに入りかけた。
2人は満員電車の中、世間話を交わしつつハイネケンをあおっている。
すでに顔が赤くなっており、ほろ酔いモード。
口からは酒臭いにおいが漂ってくる。
前からは化粧臭いにおい、横からは酒臭いにおい。
足し合わさって僕に襲いかかる。
車内は人と人とで肌がぶつかり合い圧迫感を感じる。
もう、いつ意識が飛ぶかと、前の厚化粧さまにゲロるかと、
そんな思いをしながら中野に到着。
新宿-中野間は5分くらいなのだが、今日は10分くらいに感じた。
僕の住まいが荻窪だったら、車内は大惨事になったに違いない。
においというのは恐ろしいものである。
汗をかきやすい自分は、知らぬところで他人に迷惑をかけてるかもしれない。