そのアドマイヤオーラに関する話

コンビニに立ち寄ったとき、アサヒ芸能の見出しに目が行く。
武豊、名物オーナーに怒鳴られた」とかそんな趣旨のタイトル。
正直、コンビニで開きたい雑誌ではないが、気を使いながら該当ページを開く。
読んでみてまず思ったのは、「ディープが去った競馬界において
現役最強馬と目されるアドマイヤムーン」という一文にどこからつっこめばいいのか
ということ。まだ海外GIを1勝しただけだっての。
国内ではGI3着が最高だっての。
それはとりあえずおいといて、内容をかいつまんで説明すれば、
4月の香港GIで、豊が指示通り乗らなかったことにオーナーは激怒。
最近所有馬で豊が不完全燃焼の競馬を繰り返していたこともあいまって、
たまっていた不満が爆発した形となった。
その結果、オーラは乗り替わり。その他のアドマイヤの馬にもキッスの
ヴィクトリアマイル以来乗っておらず、蜜月関係が崩れたという話。
まあ、ここ最近豊が乗りそうなアドマイヤの馬はさほどいませんでしたがね。
で、最近の武豊は人気馬を簡単に飛ばすことが多くなっただの、
途中で競馬を諦めるようになっただの、勝率が15%ちょっとしかないだの、
リーディング争いでおいていかれているだの、
岩田やアンカツに馬をとられてるだのと、言われたい放題。
その原因は、ディープが引退したあとの燃え尽き症候群ではないかと。
目標を失ってやる気がなくなったんじゃないかということらしい。
あと、武=孝太郎を始めたことから、タレント転身にむけて動いているのでは?
とも書かれていた。
人気馬飛ばしは今に始まったことじゃない。豊騎乗だと過剰人気も多いわけで。
勝率に関しても、ライバルの成績が上がったことによる反動だと思うなあ。
途中で競馬を諦めているかはなんともいえないが、NHKマイルのダノンムローの
騎乗ぶりをみると、そうとは思えない気がするし、
リーディング争いに関しては、トップの岩田との乗り数の差を考えたら仕方がない。
その岩田やアンカツに有力馬を取られているかというと、
今年の重賞を見ていると、別にそんなことはない気がする。
燃え尽き症候群は・・・まあなかったわけではないでしょうけど、
いまだ騎乗に影響しているだろうか。GIしっかり勝ってるじゃないの。
引退→タレント転身の話が出ていたのには驚きましたが、
あの番組かなりゆるゆるですよ。競馬に支障が出るようなつくりではない。
で、タレント転身にむけてステップになるような番組でもない。
とまあ、ツッコミどころがいくつもある記事でした。