箱根駅伝復路

カラオケの約束があったので、生で見たのは、8区への襷リレーまで。
早稲田が粘ってくれないかなあ・・・
と思っていたのですが、総合力で上回る駒沢大学が、そうさせてはくれませんでした。
復路に強い駒沢は相変わらず健在のようですね。本当に選手層が厚い。
20kmを越える距離が大半である箱根駅伝で、
毎年これだけの成績を出せるんですから、改めてそのすごさを感じます。
いやはや、いつまで駒大の黄金期が続くんでしょうか。
ただ、昨年、一昨年と、終盤まで優勝争いをしていたのに、
選手のブレーキによって優勝を逃してもいたわけで、
この苦い経験があったことで、主だった選手が、走る力をつけるだけでなく、
体調を整えてここに望んだことにつながったのかなとも思います。
早稲田も山下りでいったんは引き離したので、おっ?と思ったんですけどね。
ただ、2着に粘れたのは大きいでしょう。
復路で目立った存在だったのは、予選1位通過だった中央学院大学
往路5位も十分な成績ですが、過去に往路6位から復路で失速し、
シード落ちになった苦い経験のあるチーム。
ところが今年は、9区で区間新記録を出すなどした結果、3位まで追い上げました。
9区が大きかったのはもちろんですが、2桁順位が1回でしたし、
極端にブレーキのかかった選手がいなかったのも大きいでしょう。
来年どうなるか注目です。
関東学連選抜も6区で区間2位など、大崩れなくレースを進め、4位入賞。
学連が4位になるということは、来年のシード権争いが、さらに激化する予感がします。
強い選手が1,2人いるだけでは、駅伝を乗り切ることは出来ませんが、
今年シードを取れなかった大学や、来年予選会に参加することになる大学にとって、
大きな刺激となったことでしょうね。