日曜日、朝早くから府中に行きました

6時半におきて、外の晴れ具合にやや憂鬱になりましたが、
気を取り直していく準備を始め、7時過ぎに出発。
8時10分くらいに府中競馬正門駅で降り、軽く走って競馬場へ。
そしたら、開場直後とは思えない人の量。さすがダービーデー。
自由席も9割がた埋まっておりましたが、なんとかあいてるところを見つけ確保。
じっくり新聞と格闘しながら予想開始。
9時ごろにはTIMによる予想トークショーが始まり、
ウィナーズサークル前には結構な人が。
・・・あれ、新聞見てたから気づかなかったけど、さっきよりかなり増えてない?
東京5週連続GIになってから一応全部行ってますけど、
既に一番天気の悪かったNHKマイルCを上回るような勢い。
そして昼休みを迎えるころには、ゴールから50Mくらいは
人しか見えなくなりましたとさ。

その昼休みには、個人的に去年すごく面白いなと思っていた
レニーハートMCによる、ダービー出走馬&騎乗騎手紹介が行われ、
相変わらずのラ行の振るわせ方に、静かに心を燃え上がらせながら見ていると、
トリの内田博幸騎手が、なんとバック転で登場し、スタンド大歓声!
僕もつい、「格好いい・・・」とうっとりしてしまいましたが、
冷静に考えると、レースを控えているのにアレは危ないですよね(笑)
まあでも、その後2勝しましたからよしとしましょう。
その後も人は増える一方。
後から来た先輩達と合流するのも一苦労なくらい。
まあ館内は幾分余裕があっただけ、まだましだったかもしれませんが、
スタンドは好天に恵まれた影響もあり本当にすごかったです。
発走10分前には、人の行き場すらないくらいでした。

そんな中で予想を決めたのは、9レース終了後すぐ。
マイネルチャールズレインボーペガサススマイルジャック
ベンチャーナインの4頭は決定で、残りタケミカヅチブラックシェル
ショウナンアルバディープスカイから、2,3頭を選ぶことにして、
結局は2000Mで実績がある最初の2頭を選択。
軸は8Rの青嵐賞で、松岡騎手が先行して抜け出す競馬を試みたのをみて、
マイネルチャールズに決めました。
結果はひとまずおいておいて、スタートから振り返ってみます。
まず、すっと出たレッツゴーキリシマと、おしていたアグネススターチ。
行き脚がまったく違い、キリシマが楽に先手を取りきって5馬身程度のリード。
アグネススターチなにしてるんだ・・・なんて思いましたが、
キリシマが少し差を広げたので、実際はこの馬がペースメーカーでした。
前半1000Mは60〜61秒で通過。後続が離れていたので、
実際はほとんどの馬が、もっと遅いペースで走っていたかと思います。
直線に向いてもリードを広げているキリシマに、場内がざわつきますが、
すぐにスマイルジャックが捕らえ先頭に立ち、突き放します。
そして、後続からは、ブラックシェルレインボーペガサス
マイネルチャールズが迫るも、差はなかなかつまらない。
小牧がやったか!!そう思った瞬間、目の前を白い帽子がすっと通っていきました。
え、外・・・白・・・サクセスブロッケンなわけがない・・・
気づいたときには、猛烈な勢いでスマイルジャックを捕らえるディープスカイが、
ターフビジョンにデカデカと映っていましたよ。いやはや恐れ入りました・・・
今日は外から来る馬が、内からのびる馬を捕らえきれずというレースが続いており、
武豊騎手の内強襲がズバズバ決まるような状況だったのですが、
そんな次元で物を言わせないかのような大外一気。
距離とかそういうことではなく、このメンバーでは力が違うと思わされました。
秋は天皇賞→マイルCSorJCor香港カップで見てみたいですね。
未勝利時代の2000M9着が最後まで頭をよぎり、ここ2戦の強さを考慮しても
買う気になれませんでしたが、この馬は未勝利を勝ってからの成長が
ずば抜けていたようです。1番人気を切るというのも、やってはいけないことでした。
それもこれもフサイチホウ(ry
スマイルジャックは勝ったと思いましたよ。実際勝っておかしくない競馬でした。
やはり前走は調子落ちが原因の失速だったみたいですね。
立て直した今回は先行抜け出しのすばらしい競馬。
最後までしっかりのびていますし、距離も十分こなせるのでしょう。
菊花賞でも期待したい馬です。
ブラックシェルは1コーナーでの不利が無ければ、
もっと接戦に持ち込めたかもしれませんね。
今日1日、徹底して内をついていた豊騎手が、なんとか3着まで持ってきたという感じ。
それでも、接戦で抜け出した根性はなかなかでした。
マイネルチャールズは、一瞬いいのびを見せたのですが、
最後は脚色が鈍り、持ち前の勝負根性も生かせず、
4度目でついにブラックシェルに遅れをとってしまいました。
スタートで少しスムーズさを欠いたのが、最後まで影響したかなあ。
あとは、やっぱり東京より中山向きの馬だったなという印象です。
ところで、この2〜4着の騎手、青嵐賞の2〜4着とまったく同じ。
しかも、2,4着は馬主も同じなんですよね。
事前に経験することの大切さもあったのかもしれません。
ちなみに四位騎手は騎乗してませんでした。
・・・どれだけ強いんだディープスカイ
レインボーペガサスはもう少しじっとできませんでしたかね。。
無駄に脚を使った分、末脚に影響したように思えます。
アドマイヤコマンドは馬体の回復も無く、レース前から発汗が目立ち、
イレコミも激しかったので、走る前から終わっていましたね。
キャリアが浅いですし、これからの馬でしょう。
サクセスブロッケンは、個人的には予想通りの結果。
これまで芝も重賞も走っていない馬がここで通用するなら、
それこそディープスカイを遙かに越える化け物だと思いますよ。
単勝人気があんなに高かったのも謎です。みんな夢を追いましたかね。