土日回顧

ユニコーンS

ユビキタスの圧勝。これはものが違いました。
道中は2番手を追走、直線に入り逃げた馬を捕らえると、
後は突き放す一方で後続に7馬身差。
時計も全体的に早かったとはいえ、破格の1:35.1!
これまでももちろん成績は良かったわけですが、ここにきて大爆発しましたね。
400MのびるJDDで、同じような競馬が出来るかはわかりませんが、
サクセスブロッケンの出方次第では、
この馬にも十分チャンスがあるのではないかと思います。
シルクビッグタイムは、間隔があいたことに加え、
前走から400Mの延長でしたが、地力をみせての2着。
ここは勝った相手が強かったですね。距離もギリギリだったかも。
後方から脚を伸ばしたアポロドルチェは、ダートも良かったのでしょうが、
ここにきてようやく復調してきた感じがします。
期待したダイワマックワンは、スタートで後手を踏んだ上に、
一気の進出とチグハグな競馬。あれではどうしようもないです。
サダムイダテンは、条件が好転したここ2戦でふがいない競馬。
もう完全にスランプですね。
これからじっくり立て直していって欲しいです。

安田記念

勝ち馬に触れる前に、前日の予想で本命にしたグッドババの話。
不可解な馬体減に、妙に発汗し落ち着きの無いパドック
体もかなりこじんまりしてみえるなど、走る前から終わっていました。
東スポによると7日朝の時点で498kgあったそうなんで、
1日でいったい何があったのか、驚いてしまいます。
これではさすがに軸で買うわけにはいかず、本命をエアシェイディに変更。
馬券も3連複1頭軸の7頭流しにしました。
実際に不安は的中し、レースでは17着惨敗。仕方が無いでしょうね。
力負けではないと思うので、来年も挑戦してきて欲しいです。
ちなみに、同馬を管理するシュッツ調教師は、
気になる馬にウオッカアルマダをあげておりましたが、まさにその通りの結果。
先行抜け出しの競馬をしたウオッカの復活勝利でした。
無理に控えず、出たなりに行かせた岩田康誠騎手の好騎乗。
土曜日のエントリで、先行して早い上がりを使える馬はいないなんてことを
いいましたが、ウオッカ阪神JFのときにそのような競馬をしていたことを
すっかり忘れていました・・・
しかし、こんな勝ち方を見ると、今までが本当にもったいないですね。
流れにあわせて位置取りを決められれば、この馬はまだまだ勝てると思います。
しかし、ウオッカの人気はすごいなとあらためて思いました。
戻ってくるときのスタンドの盛り上がりがすごがったのはもちろんのこと、
表彰式後、厩務員にひかれてコースを歩いてくるウオッカに、
両親と観戦にきていたのであろう子供達が、
ウオッカだ!ウオッカだ!」と大喜びしていたんですよね。
宝塚記念のファン投票で1位になるのも納得です。

アルマダコンゴウリキシオーを見るように先行して2着。
展開から完全に勝てるパターンでしたが、今回ばかりは勝った馬が強かったです。
ともにマイル連対率100%で、国際レースでも実績があったのに、
結構な配当がつきましたね。
あと、一緒にいった先輩がこんなことをポツリとつぶやいておりました。
「『16』年ぶりに、男子バレーが『五』輪出場決定ってことか・・・」
・・・回顧を続けましょう。
エイシンドーバーも、やや進路をとりづらそうなところもありましたが、
内からのびて3着。ゆとりあるローテーションが功を奏したようですね。
去年のマイルCSは休み明けで挑まなくてはならず消化不良でしたが、
今年は毎日王冠を叩いて挑めるようなら面白いでしょう。
エアシェイディは外からいいのびでしたが、今日の内有利の馬場では、
あれが精一杯でした。34.0の上がりタイムはウオッカと同じ。
もう少し前にいけていたら・・・と思ってしまいます。
スズカフェニックスも外にないたわけですが、
エアシェイディに競り負けたことを考えると、現状は1400M以下のほうがいいのかも。
コンゴウリキシオーは、去年の調子だったらもっとやれたような気がします。
秋に結果を出すには、夏にも程よく使っていたほうがいいのかも。
スーパーホーネットは、前日に懸念した通りかなと。
出遅れもあったかもしれませんが、それ以前にまったく見せ場が
ありませんでしたからね。
体重こそ滞在効果か増えていましたが、馬体減が続いたのに、
さらに中2週では疲れが抜けきれてなかったんじゃないかと思います。
思えば、昨秋も中2週でスワンSマイルCSを激走した後、
阪神Cを熱発で回避していましたしね。