重賞回顧

クイーンC

ヤマニンメルベイユが、開幕週の馬場を生かしての逃げ切り勝ち。
メンバー的にも楽に先行できそうでしたが、実際に文句のないレースでしたね。
今後は府中牝馬Sからエリザベス女王杯ということですが、
前者はもちろんのこと、後者もメンバー次第では十分勝負になると思います。
展開も向きそうだと思って、PATに入っていた4500円から、
単勝に1500円、複勝に2000円かけて大正解でした。
レジネッタも展開を考えればよくのびたほうでしょう。
斤量差を考えれば、もう少しつめてもよさそうでしたが、
地力は証明したと思います。
大接戦の3着は内からのびたフミノサチヒメ。
札幌巧者も、重賞のここは人気の盲点になっていましたが、
立ち回りのうまさでなんとか粘りました。
対照的にアドマイヤスペースは、スタートで流れに乗り切れず、
最後もあと一歩及ばずと、チグハグな競馬での4着ですから、
ちょっともったいなかったですね。次のレースでも忘れずに注目です。
エフティマイアもいかにもたたき台と思える仕上がりを考えれば、
今後にチャンスは十分ありそうです。

北九州記念

スリープレスナイトが強すぎます。
前半楽なペースではありませんでしたが、好位追走から押し切る横綱相撲。
これはスプリンターズSに出てくる日本馬のなかで、
最も期待できる存在になりそうです。
ここからスプリンターズSまで使わないというローテーションもよし。
上村騎手もGI制覇がみえてきました。
マルカフェニックスは前回先行したため向かなかった展開が、
今回控えたので向いたという感じ。
とはいえ、もともとこれくらいはやれる馬でしょう。
ゼットカークは前走見せたスピードが斤量の軽かったここで生きました。
佐世保Sに出てくるなら人気になりそうですね。