日本テレビ盃回顧

【日本テレビ盃】(船橋)〜GI馬2頭の一騎打ち、ボンネビルレコードがレコードで制す
ボンネビルレコードの差しきり勝ち。
よどみのない流れのなか、道中は中団前よりを追走。
直線は早め先頭で粘るフリオーソを寸前で交わし、
なんと1:47.8という驚異的なタイムで優勝しました。
これは、京都競馬場におけるプレミアムサンダーのレコードよりも0.6秒早く、
今年行われた函館の巴賞よりも0.4秒早いタイムですからね。
展開がある程度向いた面もありますが、前に離されないよう追走し、
直線を向いた段階でフリオーソを射程圏に入れるという、
理想的な競馬をしたボンネビルレコードの強さは確かなもので、
導いた的場文男騎手の騎乗振りもさすがでした。
もちろん、フリオーソ&川島正太郎騎手も、飛ばす2頭を見ながらのレースで、
直線で満を持して先頭に立つという、理想的な競馬をしたのですが、
直線の追い比べは、追う側と追われる側の差こそあれ、
ただ前を見据えて追った的場騎手に対して、横を気にしてしまった正太郎騎手。
新人と大ベテランの差が出たなと思いました。
さて、問題は的場文男騎手が、次走JBCボンネビルレコード
乗れるのかどうかということなのですが・・・
方法としては、JBCスプリントに地元馬で遠征するか、
兵庫でその時期に合わせて期間限定騎乗をするかのどちらかですよね。
JBCスプリントに関しては、南関東から出てこられそうなのが、
フジノウェーブベルモントサンダープライドキムディープサマー
あたりなんですが、的場騎手が普段から乗っている馬がいないんですよね・・・
今から、ネオユニヴァースデムーロのときみたいに、
新たな制度を設けることは出来ませんか。
馬と騎手の所属地区が違っても、その馬とのコンビでGIを勝っていれば、
地区に関係なく騎乗できるみたいな感じで。
(追記:どうやら地元馬でJBCスプリントに遠征しても、
当日の騎乗は不可能という話を見かけました。
乗るには南関東へ再転入しか方法はなさそうです。)