僕らの音楽

待ちに待った桜井和寿×伊集院光でしたよ。
思ったより100倍緊張しているという伊集院さんは、
開口一番「なんで俺?」といっておりましたが、画面を見ればよくわかります(笑)
どうも桜井さんはラジオにおける伊集院さんの表現力にベタぼれのご様子。
なるほど、それは音楽を作るというところにも通じるところがあるかもしれません。
それにしたって、氏のラジオを移動中でも聞けるように、
ポータブルプレイヤーを買ったというくらいだから、相当なもんですな。
トークでは、テレビとラジオにおける伊集院光の心構えの違いとか、
あんまりテレビで出てこない話も聞けましたが、
基本的には、ラジオを通じて自己表現をする伊集院光と、
歌を通じて自己表現をする桜井和寿は、畑こそ違うものの、
自分の伝えたいこと、想像してほしいことを表現するための
心構えは似通った部分があって、
お互い共感しあえるものが多いといった話が主軸におかれていた感じ。
例えば恐れていること、というトークテーマで、
桜井さんが「アルバムの曲をメンバーがつまんなさそうに
演奏しているのが怖い」といえば、
伊集院さんが「ラジオで構成作家が笑いどころではない
トンチンカンな部分で笑ってしまうのが怖い」といっていて、
ともに自分の個性を近しい身内が否定してしまう点の怖さを語っていました。