箱根駅伝復路

抜きつ抜かれつの攻防があってこそ駅伝ですが、
いやはや最後まで目が離せない展開でした。
総合力では早大が上回るかなと思っていたのですが、
東洋も9,10区にキーマンがおり、そこまでで僅差なら・・・
という作戦だったようです。
ところがどっこい8区の時点で逆転。
復路の前半選手が期待以上の活躍をして、
9区の大津選手が早大の猛追に惑わされず、
期待通りの走りで1分26秒のリードを作り、
10区も早大に差をつめられたものの、安定した走りで逃げ切って、
完全優勝達成となりました。
今回の東洋大学は、往路で柏原が大逆転を果たしたのは大きかったのですが、
復路の選手がその流れを途切れさせなかったというのもすばらしかったですね。
亜細亜大学が優勝したときもそうですが、大きなブレーキがなく、
各区きっちり力を発揮することが出来れば、特に全てが長距離の箱根駅伝では、
突出した選手が多くいなくても、優勝は可能なんですよね。
不祥事で嫌な流れがあったのに、それを跳ね返した東洋大学
改めて拍手を送りたいです。
駒大の不振や城西大の棄権は残念でしたが、
非常に見ごたえのあった今年の箱根駅伝でした。
山学も後半踏ん張って6位に入線しましたし、
青学も6区以外で繰上げなしで頑張りましたしね(笑)