JRAに牝馬ダート重賞は必要か

小田哲也 あってもいい!牝馬限定ダート重賞
という万哲大先生の記事ですが、ニシノナースコールは、
ここ1年で芝重賞を勝った馬が参戦してこない限りは、
ヤマトマリオンユキチャン、サヨウナラに続いて選出されると思うので、
とりあえず安心してよいかと。
で、本題ですが、JRA牝馬ダート重賞は現状必要ないんじゃないですかね。
JRA所属の現役馬で、距離にかかわらず、ダート戦線で活躍しているOP牝馬は、
メイショウバトラーヤマトマリオンユキチャン
サヨウナラ、ニシノナースコール(ともに次走で引退)、
アイスドール、ベルモントプロテア、クイーンオブキネマ、
ペプチドルビーくらいのもんで、半分くらいが格上挑戦になること請け合い。
そもそも交流牝馬ダート重賞戦線自体、慢性的な役者不足はあるわけで、
芝で頭打ちになった馬が積極的に参戦することが頻繁にあることはいうまでもなく、
去年のTCK女王盃を勝ったラピッドオレンジは、当時準OPの身だし、
ペディクラリスは準OPの身で何度も参戦していましたし、
過去には、マリーンCに、3歳で収得賞金1200万だったプラチナローズが出られた、
なんてこともありました。
レマーズガールグラッブユアハートが頑張っていた時期と比べても、
この2頭がヤマトマリオンユキチャンに変わったくらいで、
大して変化はありませんからね。
もちろん、格上挑戦の馬が勝つことが悪いわけではありませんが、
OP馬で出走馬が揃わないのが当たり前の重賞レースというのは、
さすがにどうかと思います。