箱根駅伝往路

柏原竜二は終始苦しい表情で走っていて、
見た目からは過去2年の調子にはないのではないかと思えました。
実際、ゴールした後、力を使い果たしたかのように倒れこんでしまっているので、
余裕のない走りだったんでしょうね。
それでも早稲田との2分54秒差を逆転してさらに27秒差をつけてのゴール。
往路の総合タイムも山梨学院大学が2003年に記録した最高タイムを更新。
感情を爆発させたレース後の優勝インタビューの様子から、
これまで以上にチームのみんなで勝ち取ったという気持ちが強かったんでしょう。
復路にも実力者が揃っていますが、それはライバルである早稲田や駒沢も同じ。
3連覇へ向けて厳しい戦いになるでしょう。
優勝争いとともに気になる翌年のシード権争いは、
6位の國學院から16位の青学まで3分以内という大混戦。
終盤の競り合いはより激しいものとなりそうです。