今日の東スポ裏1面

政治ネタは余り書きたくないのですが、
正直この記事は許せなかったので取り上げます。


東スポは競馬欄が充実していることや、
アホくさいニュースを本気で取り上げてくれるので大好きですけど、
こと政治ネタに関しては、論説がめちゃくちゃなものや、
偏った記事満載なのであまり好きじゃありません。
今回の裏1面はその真骨頂ともいうべきもので、
どこぞの元幕僚長の寄稿が血反吐が出るくらいひどい内容で、
即破り捨てたくなってしまいましたね。ええ。
アレ読んで首を縦に振っている人が身近にいたら、
正直友達づきあいはやめたくなるレベル。
氏曰く、
「現場の迷惑も考えないで早い段階から原発や被災地を視察。
自分の知らない情報をマスコミから聞かせられれば、
周囲に『何で俺の耳に入っていないんだ！』と怒り狂う。
もう正常じゃありませんな。
国家の危機より自分の地位を守ることを優先している」
だそうで。
なぜこの2つのエピソードが、自分の地位を守ることを
優先していることに繋がるか全くもって意味不明。
国家未曾有の事態に首相が現地入りして状況を把握することは、
当然の行動ではないの？
伝えられるべき情報を、仮にも政府の代表がマスコミの情報で知る
という状況になれば、感情をあらわにするのがいいかはさておき、
怒っても仕方ないんじゃないの？
あげく「命がけで取り組む」という総理に対して、
「それならお前が現場（福島第一原発）に行け！」だとさ。
総理の「命がけで取り組む」は、原発のことだけじゃなくて、
災害全てに対してでしょう。
（参考）東日本大震災：菅首相「命がけで」
全ての出来事において主導的な立場でいなきゃいけない首相に、
そのものいいはどうなんだと。


こんなん載せて「首相への逆風は高まるばかり」と、
逆風を自分から吹かせて言ってる東スポの記者と、
それを通したデスクにも腹がたつけど、
有事にこんなこと書いてる元幕僚長には泥をぶつけてやりたくなる。