日本シリーズ開催中

5戦終えて、巨人の3勝、日ハムの2勝。
4戦目までは結構面白い場面が多かったんですが、
5戦目で全て水を差された気分ですね…
多田野“危険球”で退場…加藤にはハムファンからブーイング
栗山監督、猛抗議も判定覆らず「俺は当たっていないように見えた」
危険球めぐり微妙な判定 日本ハム側に不満噴出
5月ごろにもプロ野球の審判に関しては書きましたけど、
本当いい加減、ビデオ判定とか、再教育とか、ライセンスの更新制度を
厳密にするとか、改善しなければならないことは本当に多いと思いますよ。
過酷な労働条件とか、常に批判にさらされる立場にあるなど、
審判側に厳しい面があることは重々承知ですけど、
日本シリーズでこんな判定が出されるようじゃ、
ファンとしては怒りしか覚えない。
今後、今回の件が深刻に取り扱われず、謝罪もないようなら、
日ハムはシリーズ後に抗議すべきです。


判定に対して、当の柳田(やなだ)審判は最初からデッドボールを宣告した、
といっていますけど、間近で聞いてた鶴岡捕手と意見が食い違っているし、
危険球の判定も遅く見えたので合点がいかず。
そもそも自分から顔を近づけに行っている選手が、
球に当たってデッドボールになるなら、
皆、当たりに行くって話で、しかも危険球扱いされてしまえば、
投手はバントする相手に、インハイを攻められなくなってしまう。


ただ、加藤選手の挙動が演技だったとか、痛くもないのに痛がった、
ということに関してはなんともいえず。
避け方が下手だったせいで、倒れこむ際にバットとヘルメットが当たって、
おさえていたところに痛みを感じた可能性はありますからね。
それに、その時加藤が何を言っていたかもわかりませんし。
次打席でのブーイングもあまり気分のいいものではありませんでした。
同様に、長野選手への死球が故意という風潮にも疑問があります。
チームにとって全くメリットのないタイミングで、
そんなことをする意味がないですから。


いずれにせよ非難されるべきは、判定を下した審判と、
難しい判定に対して、その場でより適切な裁定が出来ない現在の制度。
ドラフトより前に、こっちの制度をして欲しいものです