JBC展望

明日からJRAは3日間開催ですが、大井では2年ぶりのJBCが開催されます。
競馬ファンの財布は大ピンチですね。
JBC開催の裏にJRAがぶつけてくることには賛否があると思いますが、
地方の中では体力のあり、中央の馬券を併売できる大井の開催ということで、
実験的な意味あいが強いのだと思います。
JRAとしても来年のJBC開催へ向けてデータを得たいでしょう。
個人的には、開催場、レース時間も中央とは被らないように設定されており、
中央ファンを呼びこめる状態だと思うので歓迎です。

JBCレディスクラシック

◎ホワイトフーガ
○アンジュデジール
▲ララベル
△ワンミリオンス
△プリンシアコメータ
△キンショーユキヒメ
△タガノヴェローナ
本命視されていたクイーンマンボがまさかの取消で一転混戦。
冬に重賞を連勝したワンミリオンスが順調なら有力でしたが、
使いたいレースを立て続けに使えずようやく間に合ったという状況。
こうなるとレディスプレリュード上位3頭が抜けているといわざるをえません。
序列は難しいのですが、前走の着順通りとしました。
本命としたホワイトフーガは、大井1800Mでは馬券圏外無しの堅実派。
前走は57kgでもアンジュデジールを最後交わす根性をみせましたので、
2kg減のここならさらに前進可能でしょう。
やや内めの枠なので早めにもまれない位置をとってほしいですね。
出来れば3連覇の可能性は高いでしょう。
アンジュデジールはもう少し渋ってくれた方がよいと思いますが、
使ってよくなっているので逆転の可能性あり。
ララベルも完調まで一息の前走であれだけの走りが出来れば、
地方経験の浅い中央馬には負けないと思います。
馬券は3連複◎-○▲-○〜△。
◎○▲の3連複が本線。あとは回収できる程度の配分で買います。

JBCスプリント

◎コーリンベリー
○ノボバカラ
▲コパノリッキー
☆ブルドッグボス
△ニシケンモノノフ
△キタサンミカヅキ
△スノードラゴン
△ドリームバレンチノ
コパノリッキーの緊急参戦という、
レディスクラシックとは正反対の理由で混沌としてきました。
同馬には1200Mのレース経験がないこと、
乗り難しい馬で、森泰斗騎手といえどテン乗りのがはたしてどうなのか、
ということなど不安点は少なくありません。
人気しそうなニシケンモノノフも、
今開催が内の先行馬にやや苦しい馬場で、
1枠となると特にレース運びが難しくなります。
高配当を狙うなら恐らくここでしょう。


本命はコーリンベリーにしました。
前走は6着も、骨折明けの仕上がり途上で外差し有利な馬場にもかかわらず、
4角先頭に立ちよく粘ったと思います。
今回外めの枠を引きましたが、状態アップは間違いなく、
外めから2，3番手以内を追走できれば2年ぶりのJBC制覇も可能でしょう。
相手筆頭はノボバカラ。
馬柱の見た目は悪いのですが、カペラSの圧勝をみても1200Mはベスト。
馬場を考えると逃げてどこまでというところではありますが、
自分のペースで競馬が出来れば再度あっと言わせることが出来ると思います。
コパノリッキーもこの枠なら外めの中団で脚をためられるはず。
3角あたりで進出する競馬が出来れば1200Mでも侮れません。
ブルドックボスも引っ張る馬がいる状況で外めの枠なら再度好走が可能だと思います。
馬券は馬連◎軸流し、○▲☆ボックス、3連複◎1頭軸流し、○▲2頭軸流し。

JBCクラシック

◎アポロケンタッキー
○サウンドトゥルー
▲アウォーディー
△ケイティブレイブ
△オールブラッシュ
ここは5頭のGI馬による勝負だと思います。
本命はアポロケンタッキー。
前走は相手の動くをよく見たレース運びで久しぶりの勝利。
叩いてさらによくなっていますし、もまれない枠を引いたのも好材料。
前と離されない位置でレースが出来ればGI2勝目を手に出来るでしょう。
相手筆頭はサウンドトゥルー。
前走は勝ち馬にうまく乗られた感じですが能力は示しました。
渇いた馬場が理想ですが、前走程度なら問題ないでしょう。
予想以上に流れれば最高ですね。
アウォーディーは前走以上でしょうが最内枠をどうさばくかがカギになります。
1コーナーをどう迎えるか、武豊騎手の手綱さばきに注目です。
馬券は3連単◎1着固定流し、馬連◎軸流し。