日曜展望(201227)

昨日は、ホープフルSの安い縦目を拾えた程度でいいところなし。

馬場状態はある程度想定した通りですが、

展開が想定と違ったり、馬の調子を見極められなかったりなので、

中々うまくいきません。

 

中山大障害は、メイショウダッサイが悲願のGI初勝利。

障害リーディング+GI制覇を達成した森一馬騎手は、

つかまっていただけと謙遜していましたが、

最後図ったように差し切ったレースは、

鞍上との呼吸があっていたことの表れでもあったと思います。

52歳熊沢騎手のケンホファヴァルトも、

去年のブライトクォーツを思い起こさせる競馬で、

大一番に強いベテランの技を見た気がします。

タガノエスプレッソは、

近走とは一転、脚を溜める競馬で猛然と追い込み3着。

スピードに任せて逃げる競馬が続いていたので軽視しましたが、

よくよく考えたら平地時代は、差し、追い込み系の馬でしたね。

マイルGII優勝馬の平地力侮りがたし……

本命のヒロシゲセブンは、大障害コースはこなしたものの、

ラスト1周の飛越で走りのバランスが崩れて下がってしまったのが痛かったです。

 

ホープフルSはダノンザキッドの完勝。

好位から抜け出す競馬で終始危なげない内容でした。

来年も主役を張れる1頭だと思います。

しかし、ジャスタウェイは、社台SS退厩となったとたん、

産駒のダノンザキッドがGI勝つんですからね。

種付け料も手ごろですから、来年かなり種付け頭数増えそうな予感がします。

オーソクレースもスタート決めて前に行けたことで、

内枠もうまくこなしてくれました。

ランドオブリバティの逸走がなければ、

勝ち馬とはもう少し際どかったかもしれません。

惜しかったのは本命のシュヴァリエローズ。

スタートは良かったんですが、中途半端な位置で様子をうかがった結果、

前が思いのほか横に広がったまま1コーナーを迎えてしまって、

位置を大きく下げる格好に。

それでも5着まで盛り返してきていたので、重賞制覇も近いのではないでしょうか。

 

阪神Cはダノンファンタジーの復活V。

鞍上の好リードもありましたが、

距離短縮と高速馬場の阪神替わりがバッチリはまったんでしょう。

来年は高松宮記念でも面白い存在かもしれません。

マルターズディオサも、能力の高さで2000Mをこなしましたが、

本来はマイル前後がいいのでしょうね。

大外の不利を積極策で打ち消した鞍上もうまかったと思います。

インディチャンプは、1400Mで行き脚が付かなかった分の負けという感じ。

流れを考えてもよく追い込んだほうだと思います。

期待したステルヴィオは、スタートの後手を踏んだ後も終始行きっぷりが悪く、

直線でも全くいいところがなかったので、本調子になかったのでしょう。

見抜けず本命にした自分に腹が立ちます。

 

気を取り直して……というにはズタボロの状態で迎える日曜日ですが、

有馬記念を当てればコロッと回復するでしょう。

予想は有馬記念以外に、

阪神メインのギャラクシーSと久々のWIN5との3本立てでいきます。

有馬記念

オーソリティ

◯クロノジェネシス

▲ブラストワンピース

☆バビット

△ラッキーライラック

△フィエールマン

△ワールドプレミア

△カレンブーケドール

△キセキ

△モズベッロ

JCを盛り上げた3冠馬3頭は不在も、

有馬記念らしい好メンバーが揃ったと思います。

展開としては、絶好枠を引いたバビットが逃げることはほぼ間違いないはずですが、

ちんたら行くようならキセキが途中からハナを奪いに行くかもしれません。

それでも、急流になるのは考えづらく、

昨年のように追い込み決着とはならないでしょう。

内目の枠を引いた馬か、外枠でもある程度先行できる馬が有利と考えます。

本命は3歳馬のオーソリティ

トライアルで権利を取りながら、骨折などありクラシックとは無縁に終わりましたが、

骨折明けで挑んだアルゼンチン共和国杯を大外枠から快勝。

これは3歳馬として簡単にできる芸当ではなかったと思います。

相手は一気に強化されますが、

先行競馬のうまい川田騎手を確保できたのは大きなプラス材料。

血統面でも有馬記念に縁のある馬名がズラリとそろっています。

とにかくスタートを決めて、逃げ馬を見る位置で競馬をしてほしいですね。

なお、中山替わりを不安視する声もありますが、

ホープフルS弥生賞時と今とでは、馬の状態が全然違いますから、

個人的には気になりません。

相手筆頭はクロノジェネシス

中山は初めてですが、むしろ人気上位馬の中で一番適性を感じるくらいです。

春先と同じような競馬が出来るようなら、

春秋グランプリ制覇も見えてきます。

以下はひねって内を引いたブラストワンピースとバビット。

どちらも時計のかかる中山の良馬場は絶好の条件で、

自分の競馬が出来れば上位進出は可能だと思います。

馬券は◎の単複、馬連◎軸流し、○▲☆ボックス、ワイド◎-○、

3連複◎1頭軸流し、〇▲2頭軸流し。

ギャラクシーS

◎デザートストーム

◯サヴィ

▲メイショウテンスイ

☆ダイメイフジ

△スマートセラヴィー

△スマートダンディー

シュウジ

△ドリュウ

△マルカソレイユ

△タマモカトレア

内外にスピード馬が揃い、先行争いの決着が長引きそう。

制した馬は粘れるかもしれませんが、

展開利は差し、追い込み勢にあると考えます。

本命はデザートストーム。

ベストは1200Mかもしれませんが、

1400Mの前走でも、先行決着の中、内をうまく立ち回っての3着。

前走より流れが向きそうな今回は、外一気でも届くはずです。

馬券は◎の単複、馬連◎軸流し、3連複◎1頭軸流し、〇▲☆

WIN5 

フォーチュンC

ペガサス、ゲンパチルシファー、アヴァンセ、スペクター

有馬記念

オーソリティ、クロノジェネシス、ブラストワンピース

ギャラクシーS

デザートストーム

ハッピーエンドC

キーダイヤ、ラキ

2020ファイナルS

レノーア、メイショウチタン

 

阪神の準メインを中~大波乱狙い、ギャラクシーSを中穴1点にすることで、

200~500万くらいの配当を狙える組み合わせかと思います。

年末ジャンボ宝くじ代わりに4800円を投じて夢をみましょう……