帝王賞展望
勝ったクロノジェネシスは、
道中の位置取りも抜け出すタイミングも完璧でいうことなし。
牝馬によるグランプリ3連覇はお見事ですね。
凱旋門賞に出るとすれば、今までで一番期待できるかもしれません。
ヴェルメイユ賞を使うのであればなおさらですね。
また2着ユニコーンライオンの粘り腰も見事でした。
夏競馬は各より勢いとはよく言ったものです。
一方本命にしたアリストテレスは、
先行しないわ、4角手前で早々と手ごたえが怪しくなるわと散々。
距離適性はあると思いましたが、長距離2戦全力で走ってしまった分、
余力残ってなかったのでしょうか。
理由はどうあれ、現状、GIで上位に来れるほどの力はなかったということ。
自分の見る目のなさを痛感する結果となりました。
帝王賞の予想で早速払拭できるようにしたいところです。
帝王賞
◎カジノフォンテン
◯クリンチャー
▲オーヴェルニュ
☆ミューチャリー
△チュウワウィザード
△オメガパフューム
△マルシェロレーヌ
クリソベリルこそいませんが、
現状の中距離路線で主役を張れる馬が多数揃い、
好レースが期待できそうです。
展開は徹底して逃げるタイプの馬はいないため、
スロー~平均ペースになると予想。
前めで積極的に立ち回れる馬が有利になるでしょうね。
本命はカジノフォンテン。
昨秋からの急成長ぶりはもはや説明不要。
時計面の裏付けがやや薄いものの、
逃げ~好位から緩急自在の競馬が出来ているので、
よほど他馬に絡まれない限り勝ち負けできるでしょう。
相手筆頭はクリンチャー。
7歳ですが交流重賞を連勝するなどまだまだ元気。
レースぶりから大井2000M適性は高そうで、
実質最終追いとなった1週前の調教で自己ベストを出すなど、
状態も申し分なさそう。
チャンスは十分にあると思います。
続いてオーヴェルニュ。
こちらも昨秋から急激に強くなった馬で、とりわけ前走は圧巻の一言。
GIまで突き抜けてもおかしくありませんが、
東日本への遠征では体重を減らす傾向にあるのは気がかりです。
特注はミューチャリー。
前走の大井記念は、時計もレース内容も優秀で、
ようやくこの馬らしさが見られたと思います。
今回も中盤から後半にかけてある程度上がっていければ、
ひょっとするかもしれません。
オメガパフューム、チュウワウィザードは、
前者が調教とローテーション、
後者が右回りとローテーションにやや不安あり。
マルシェロレーヌと同じ、おさえの評価(△)にとどめました。