先々週~今週土曜の回顧&日曜展望(210912)

2週間ぶりのご無沙汰です。

心身ともに状態最悪な状態で、気分転換もままなりません。

せめて趣味に打ち込む気持ちくらいは持ちたいと思い、

レース回顧も予想もしっかりと書き込みました。

先々週~今週土曜の回顧

キーンランドC

消〇消の決着で馬券は全くかすらず。

人気していた3歳馬2頭が双方飛ぶと考えたところはまだいいとして、

そのうえで本命が中途半端な人気馬なあたりは、

浅すぎるとしか言いようがありません。

その3歳馬2頭について。

勝ったレイハリアは好スタートから終始冷静に運べており、

重賞連勝にも納得といった感じ。

鞍上の亀田温心騎手にも拍手を送りたいですね。

対してメイケイエールは、戦前の懸念が完全に表出したといいますか、

まずまずの出から抑えが全くきかなかったあたり、

現状はレースどころではない印象が残りました。

新潟2歳S

消〇◎の決着。2連続で消した人気馬に勝たれる大変お恥ずかしい結果でした……

セリフォスは、味のある勝ち方だった新馬戦から、

新潟2歳Sは合わないと考え思い切って消したのですが、

新馬戦をはるかに上回る内容で完勝でした。

抜け出すときの足が速く、終いもしっかりまとめているので、

最近だと2歳時のサリオスを思わせるものがあります。

完成度は相当に高いですね。

対して2,3着のアライバル、オタルエバーは、まだこれからという感じ。

特に本命にしたオタルエバーは、ふらつくところの改善が急務でしょう。

札幌2歳S

ジオグリフのワンサイドゲーム

進出してくるときの脚が1頭だけまるで違ったので、

今回のメンバーではずば抜けていたということでしょう。

2,3着に後ろから行ったレース経験の多い馬が入ってますから、

なおさらそう感じます。

軽い喉なり持ちというのは気になるところですが、

今後も王道路線を進んでほしいです。

それにしてもデビューから絶好調のドレフォン産駒。

ひょっとすると成長力がない可能性もありますが、

芝ダート問わず勝ち上がり馬が出ていますし、さらに人気が出そうです。

シルバーステートとのファーストサイアーリーディング争いも見ものですね。

新潟記念

マイネルファンロンの差し切り勝ち。

出遅れで普段と違うレースになりましたが、

妹をオークス制覇に導いたデムーロ騎手が、

馬の気分を害さずに導いたことによるものでしょう。

この結果に、これまで乗ってきた騎手を否定する声を見かけましたが、

それはあまりに短絡的だと思いますね。

調教内容から、状態が良かったのは間違いないですから。

(もちろん、騎手が違っても勝てたと主張するわけではありません)

サマー2000Mチャンピオンとなったトーセンスーリヤも、

これまでと異なる形で2着。

さらに上を目指すとなると勝っておきたかったところですが、

6歳にして力をつけていると感じる内容でした。

毎日王冠天皇賞と使うなら注目ですね。

小倉2歳S

ナムラクレア1着、スリーパーダ2着でミッキーアイルのワンツー。

ミッキーアイル種牡馬としての傾向が、2年目にして確立してきました。

3着アネゴハダで先行馬壊滅というのも、最終週の小倉らしい結果かもしれません。

先行して沈んだ人気のショウナンマッハは、

テンのスピードが生かせる馬場に代わって巻き返せるはず。

貴重なショウナンカンプとして、OPまで行けることを期待します。

紫苑S

ファインルージュの完勝。

オークスでは崩れましたが、

走るフォームをオークス前に戻したことがうまくいったようで、

桜花賞3着馬の実力を示した格好となりました。

阪神2000Mで行われる今年の秋華賞でも有力な1頭となるでしょう。

キズナ産駒は昨年のマルターズディオサに続く連勝で、

相変わらずトライアルでの強さが目立ちます。

また、これで調教停止中の木村哲也厩舎から暫定転厩となった馬が、

2週連続重賞制覇。

岩戸厩舎の隠れた実力が発揮されているのか、

ノーザンファーム外厩力があまりに高いということなのか……

スルーセブンシーズ、ミスフィガロは、

直線まで内をうまく立ち回って末を伸ばす形で2,3着。

最後は通ったコースの差にも思えますが、

スルーセブンシーズは窮屈ながら伸びてきていますし、

着順通りの結果と言えるかもしれません。

日曜展望

今週から中山・中京の2場開催で秋競馬が開幕。

天候も回復して芝ではそれなりに時計の出る決着となりそうです。

セントウルS

◎クリノガウディー

◯レシステンシア

▲タイセイビジョン

☆ナランフレグ

△ジャンダルム

△ラウダシオン

△カレンモエ

△ピクシーナイト

△ベストアクター

 

開幕週というと逃げ先行が強いイメージがありますが、

最近はむしろ差しを狙ったほうがいい場合があります。

とはいえ、スピード自慢が揃う1200Mなので、

ある程度前に行けつつ、終いもしっかりした馬から狙いたいですね。

本命はクリノガウディー。

GIでの降着から完全にリズムを崩していましたが、

岩田康誠騎手というパートナーを得てからつきものが落ちたように連勝。

斜行癖は相変わらずですが、ギリギリのところで抑えられている状態なので、

外枠から好位を取れれば、3連勝で重賞制覇もありうるでしょう。

右回りはやや不安なので、本番よりここが勝負かもしれません。

相手は順当にレシステンシア。

次が本番なので全力ではないでしょうが、

このメンバー相手で54kgなら無様な競馬にはならないはずです。

穴で買うなら、

前走久々の1200Mで不利が影響しながらも4着だったタイセイビジョンと、

中京1200Mで全力発揮できそうなナランフレグ。

馬券は、◎の単勝馬連◎軸流し、〇▲☆ボックス、ワイド◎-〇

余裕があれば、3連複◎1頭軸流し、〇▲2頭軸流し。

京成杯AH

◎グランデマーレ

◯カレンシュトラウス

▲グレナディアガーズ

☆スマートリアン

△カテドラル

△カラテ

△マイスタイル

△バスラットレオン

△マルターズディオサ

ステルヴィオ

海外GIを狙うグレナディアガーズをはじめ、

実績馬、上がり馬とGIIIとしてはかなりの好メンバーとなった印象です。

こういう時はハンデと枠に恵まれた馬を狙いたいですね。

本命はグランデマーレ。

前走は道中行き脚が付かず後方からの競馬となってしまいましたが、

馬群をさばいて最速上がりで5着まで上がってきました。

今回は、デビューから乗り続けた藤岡佑介騎手から

弟の藤岡康太騎手に乗り替わりますが、

お父さんの厩舎の馬ですし、大きなマイナスにはならないはず。

元々は先行出来る上に持ち時計もありますから、

斤量減、右回り替わり、内目の枠をプラス材料に、

重賞制覇まであっても良いでしょう。

相手筆頭はカレンシュトラウス

昇級初戦もデビューから大きく崩れておらず、

ここ2戦1分32秒後半の時計で連勝するなど内容も充実。

決め手を生かす競馬が出来れば重賞でも勝負になるはずです。

グレナディアガーズは、楽に勝ち切ってもおかしくないと思いますが、

内枠でマークされる形になったときの不安を考えて3番手まで。

穴はリステッド戦連続2着、調教絶好にもかかわらず、

枠が外だからか人気のないスマートリアン。

馬券は◎の単複、馬連◎軸流し、〇▲☆ボックス、ワイド◎-〇

余裕があれば3連複◎1頭軸流し、〇▲☆