JC

盛り上がりに欠けるといわれてるけれど、果たしてそうだろうか。
ディープインパクトハーツクライ古馬2強を筆頭に、
2冠馬のメイショウサムソン、北海道の雄コスモバルク
秋天2着のスウィフトカレントエリ女を勝ったフサイチパンドラ
クラシック2、3、2着のドリームパスポート
ペースメーカーになりそうなトーセンシャナオー
とりあえず出てみたユキノサンロイヤル
しかもバルクとサムソン以外の国内馬は、
みんなサンデーサイレンス系(SS6頭、フジキセキ1頭)。
ある意味国内の状況を象徴してる面白い組み合わせ。
外国からは、欧州年度代表馬ウィジャボードと、
まだ底を見せていないフリードニア。
前者は昨年5着馬で、今年はデットーリを乗せてやってきた。
後者は残念ながらキャリア不足で小粒なイメージ。
とまあ、全体の頭数と外国からの頭数が少ないのと、
ここ最近のごたごたで、勝手に盛り下がってるだけという話。
JCDはさすがに寂しいといえるが、JCに関しては十分なメンバーだと断言したい。
そもそも、これ以上どんな馬が出たらいいのか。
日本人が必要以上に盛り上がったキングジョージ凱旋門賞は、
今回よりもそろいが悪かったじゃないか。
それでもレースは評価された。
国内2強に欧州年度代表馬が挑むという今回の構図も素晴らしいじゃないの。
競馬マスコミがうだうだ言ってる様子を見てると情けなくなる。
閑話休題
最近の東京の傾向は、ずっと最内にいた馬が沈んでいる。
そのかわり、番手追走の馬が勝つことが意外と多い。
つまりは、逃げ馬をみてレースを進められ、かつ長く脚が使える馬がいい。
逃げるであろうトーセンシャナオーがどう引っ張るかにもよるけど、
サムソンやハーツに展開の利がありそう。
もちろんディープのあの脚は、そんなこと関係なしだとは思うけど。
2年前のJCを考えたらバルクも捨てられないし、
ウィジャボードも適正から拾える。
スウィフトは東京2400Mでちょっと不安だけど、前走内容からおさえる。
ドリームは典型的な切れ味タイプで、東京向きではない。
サムソンに勝ったのも、持ち味が生きる中京と京都だけ。
よって切る。
パンドラは好条件の東京コースだけど、牡馬相手の実績がないのがアウト。
軸はハーツかサムソンにしたいが、最終決定は枠確定後に。