先週までの回顧&日曜展望(211003)

寝正月ならぬ寝週末が続くここ最近です。

 

先週までの回顧

神戸新聞杯

◎消消の決着。

馬場を意識していたはずが、全馬の適性や展開を読み切れずで単勝のみ…

ステラヴェローチェの差し切り勝ち。

道中の行きっぷりに不安を覚える部分もあったが、

直線横一線になったとき冷静に内へさばいていったあたり、

この馬の重馬場適性と勝負根性はものすごい。

阪神芝3000M菊花賞への適性については何とも言えないが、

インでじっくり立ち回ることもできるので

極端な外枠を引かなければ勝負になるだろう。

2着レッドジェネシスは中団からうまく抜け出し一瞬勝ちまで見えたところ、

勝ち馬にさらにうまく乗られてしまう。

馬場悪化を疑って消したのは、個人的には痛恨。

よくよく考えると母父ストームキャット系のディープ産駒は、

ラキシスなど重馬場適性を見せる馬も多い…

リアルスティールのイメージが強すぎた…

3着モンテディオは適性+前目で立ち回ったのが良かった。

母系から馬場が悪くなった時の菊花賞で面白いかもしれない。

シャフリヤールの負けは馬場に尽きる。

次走菊よりも天皇賞が向いている気はするが、選択はどうなるのか。

オールカマー

〇▲消の決着。

かろうじて縦目の馬連を拾えただけマシか…

ウインマリリンの差し切り勝ち。

道中は内でじっくり溜めて、直線一旦詰まるシーンがあるも、

立て直してさばききったあたり、昨年以上に馬が力をつけているように思う。

エリ女有馬記念でも注目の存在。

鞍上も若干馬に助けられた面もあったが、

2週連続同じ轍を踏まなかったあたりさすがは関東リーディング候補。

2着ウインキートスは勝ち馬のさらに後ろから動いたが、差し切るまでにはいかず。

これは流れによるものもあり、自分の力は発揮している。

3着グローリーヴェイズはスタート一息も勝負所でまくって3着。

GI馬の貫禄を示した形だが、今回の条件はあっていなかった印象。

今後のレース選択は気になるところだが、香港ヴァーズ2勝目を狙うなら期待。

レイパパレは戦前の懸念点が全て出た形。

次走はエリザベス女王杯とのことだが、ここも距離の不安は付きまとうかもしれない。

期待したランブリングアレーについては、

直線まずまず脚を使っていただけに道中の位置取りが悪すぎた。

このクラスではもう少し前でレースが出来ないと厳しい。

シリウスS

予想出来ていなかったので簡潔に。

サンライズホープの押し切り勝ち。

前走プロキオンSは、超高速馬場に対応できず人気を裏切ったが、

良馬場&距離延長の今回、好位からの競馬で結果を出せたのは大きな一歩に思う。

チャンピオンズCに向けて面白い1頭となりそう。

2着ウェスタールンドは久しぶりに持ち味を発揮。

チャンピオンズCで2着になったように、コースはあうのだろうが、

9歳馬で58kgを背負い、追い込み競馬で2着なのだから頭が下がる。

3着ブルベアイリーデは近走の距離延長がプラスに出ているように思えるが、

4着ダノンスプレンダーと同様、距離は100M長いのかもしれない。

もったいと感じたのは6着のロードリヴァーサル。

内枠が災いしスタート一息でポジションを取れず。

それでも6着まで巻き返していた当たり、

スタートが決まるようなら重賞でも勝負になっておかしくない。

武蔵野Sあたりに出てくれば穴で面白い存在。

 

日曜展望

ポートアイランドS

◎トライン

◯ルークズネスト

ガゼボ

キングストンボーイ

△セファーラジエル

△イクスプロージョン

 

重賞を見据えられる好メンバーとなりましたが、

GIの裏で行われるということもあり、手の合う鞍上が確保出ているかがカギでしょう。

人気では条件実績があり、主戦を確保できているルークズネストがよさそうですが、

狙ってみたいのはトライン。

OP重賞であと一歩届かない競馬が続いていますが、

左回りはよさそうですし、そこそこの持ち時計を持っている点もプラス。

後ろ過ぎると厳しいと思いますが、

内からある程度のポジションにつけられると面白いと思います。

 

馬券は◎の単複、馬連◎軸流し、〇▲☆、ワイド◎-〇、

3連複◎1頭軸流し、〇▲☆

スプリンターズ

◎クリノガウディー

◯ダノンスマッシュ

▲レシステンシア

☆ファストフォース

△ジャンダルム

△モズスーパーフレア

△ピクシーナイト

△メイケイエール

 

ダノンスマッシュに、レシステンシアが挑む形なのは高松宮記念と変わらず。

ある程度間隔をあけたほうが走るダノンスマッシュとしては、

香港GI以来というのは想定通りでしょうし、

1200Mを勝って挑む形のレシステンシアも、ルメール騎手との呼吸はバッチリ。

となると、他馬に付け入るスキはなさそうに思えますが、

昨年激流を作ったモズスーパーフレアとビアンフェが今年も出走し、

さらに惑わしそうなファストフォース、ロードアクア、メイケイエールの存在が、

不穏な空気を漂わせます。

一瞬のスキをついて、上位をうかがえそうな馬がいると判断しました。

 

本命はクリノガウディー。

幻の高松宮記念馬が岩田康誠をパートナーに迎えて見事に復調。

直前の調教でもふらふらする面を見せているように、

まっすぐ走らせられるかがカギですが、

昨年5着に来たように中山&右回りも問題はないはず。

行く馬を見ながら運んで、仕掛けどころで反応出来れば頭まであると思います。

 

2強の順位付けは中山適性と脚質を考慮してダノンスマッシュを上位に。

不安は6歳秋の休み明けで、馬がどれだけレース勘を取り戻せているかでしょうか。

レシステンシアも中山遠征をこなせれば2度目のGI制覇が見えてきますが、

ダイワメジャー産駒のスプリンターズS実績がいまいちな点は気になります。

 

特注はファストフォース。

調教内容から夏の勢いは衰えていませんし、

好位から運ぶことが出来れば粘りこめておかしくありません。

 

馬券は◎の単複、馬連◎軸流し、☆-〇▲ボックス、ワイド◎-〇。

3連複◎1頭軸流し、〇▲☆。

余裕があれば3連単◎⇒〇▲⇔〇以下で夢を見ます。