高松宮記念事前検討

出走馬18頭が決まり、明日枠順が発表されますが、
その前に久しぶりの事前検討をすることにします。
今日はローテーションの話。
3月に移行されてからの8年間において、3着内馬の前走は、
阪急杯シルクロードSオーシャンSがほとんど。
あとはマイルCSスプリンターズSフェブラリーS東京新聞杯
中山記念阪神牝馬Sが1頭ずついるだけです。
そのうち4頭がGI馬、2頭が重賞2勝以上しており、芝GIで3着以内がある馬。
異端ローテーションの場合は、ある程度の実績が欲しいところですね。
今年は4頭が主要3レース以外から参戦。
昨年3着のプリサイスマシーンには多少注意を払うべきかもしれませんが、
芝中心に歩んでいた昨年とは違い、ここ1年はダートを中心に来ているので、
あまり食指が動きません。
マイネルシーガルは初の1200Mで面白そうですが、
休み明けでこの条件はいかにも厳しく、
リミットレスビッドも芝では3年半勝っていないのが・・・
スーパーホーネットが一番悩ましく、年末大事をとって休んでいますし、
1200Mも向かないとは思わないのですが、
前倒しでの出走で1200Mというのは微妙です。
ただ、実績から簡単に切るわけにもいきませんね・・・
主要3つにも序列があり、阪急杯が最も3着内馬を送り出しています。
これは中3週になるということもあるでしょうし、
単純に西>東の構図もあるのかもしれません。
今年、阪急杯対馬はともに出走し、おそらく人気を集めるでしょう。
もちろん買い材料も十分にあります。
着外組からは、キンシャサノキセキペールギュント
フサイチリシャールマルカフェニックスが出走してきます。
最先着はマルカ(12着降着)ですが、内容はともかく実績が不足しているので、
ここでは苦しいでしょう。
他3頭はGI好走歴がありますが、1400Mのほうがいいリシャールはアウト。
キンシャサ、ペールはともにここ数戦見せ場がありませんが、
イレコミや不利があってのものなので、巻き返せる可能性は十分あります。
シルクロードSからはファイングレインが出走。
時計不足は否めませんが、1200Mは3戦3勝。無下にきるわけにもいきません。
オーシャンSからは1〜3着馬が出てきます。
プレミアムボックスはいかにもローカル巧者で、
脚質もよければ連勝の勢いもありと、絶対に買いたい馬。
エムオーもレース振り一変し魅力があります。
決して逃げだけの馬ではありません。
ナカヤマはやや時計不足も、左回り1200Mはベストでしょうから悩むところ。
脚をためる競馬も出来そうですし。
負けた組からはトーセンザオー、タマモホットプレイ
ブラックバースピンキョウワロアリングがいますが、
トーセンは中京巧者で時計もそこそこあるので気になります
タマモはここの相性が悪く巻き返しはなさそう。
Bバースピンは左回り巧者でCBC賞勝ちと魅力がありますが、
いかんせん時計が足りず、買う気が起こりません。
キョウワは中京巧者で時計も持っており、一発十分、といったところですか。
ひとまずはこれまで。今のところ7頭しか落とせていません。
もう少し検討材料を加え、あと4頭落として7頭くらいに絞りたいですね。