桜花賞展望

検討

今回予想するにあたって検討材料にあげたのは、
1;距離実績
基本的に1600M以上で実績のない馬はNG。
1600M未経験で1400M以下の成績が抜群にいいというなら考慮できるが、
それ以外は、最低阪神JFで入着程度の実績が欲しいところ。
エーソングフォー、マイネレーツェルハートオブクィーン
ベストオブミー、ルルパンブルーはアウト。
2:戦績
2戦連続で惨敗しているような馬は、ここではきつい。
重賞なら3着以内、OPなら2着以内を前2走のどちらかで記録しておきたい。
デヴェロッペ、エフティマイアがここで脱落。
さらには芝未経験の馬も基本的に苦しい。
南関で好成績をあげたとはいえ、マダムルコントはやはりアウト。
1勝馬もこのレースでは苦戦傾向。
来るとすれば、複勝をほとんどはずしていないなど、安定感を感じさせる馬。
これは2勝以上している馬にもいえることで、
連対率、複勝率が高い馬は高ければ高いほど信頼できる。
複勝率50%をきるシャランジュは苦しい。
3:展開
ポルトフィーノがいたらハイペースになると思っていたのですが、
回避で微妙な感じに。
デヴェロッペが最内を引いて逃げ宣言をしており、エーソングフォー、
エイムアットビップ、マダムルコントブラックエンブレムエフティマイアと、
そんなにスローにはならないかなとは思いますが、
早くて前半800Mで47秒台前半くらいですかね。
ただ、早めに仕掛けたい馬もいるので、極端に前が残る展開は考えにくいです。
4:レース比較
去年なら上位2頭が好時計で圧巻の競馬をしたチューリップ賞
おととしならスプリングSと同タイムだったフラワーC
3年前なら時計がずば抜けていたフィリーズレビューといったように、
その年目立ってよかった前哨戦は、本番にも直結しますが、
今年はこれといって目立ったレースがありません。
となると、時計ではなくレース内容が注目するのが無難か。
個人的にいいレースをしたと思えるのが、
クイーンSで前が踏ん張る中、大外から差しきったリトルアマポーラ
チューリップ賞でいかにも「試走」といった体のレースをしたトールポピー
フラワーCで先行馬が惨敗する中、逃げておしきったブラックエンブレム
春菜賞を中団から上がり34.2で差し切り、
アネモネSを外から豪快にまくって勝利したソーマジック
の順に評価しています。

結論

リトルアマポーラ
トールポピー
ソーマジック
レジネッタ
△オディール
ブラックエンブレム
エアパスカル
△エイムアットビップ
本命はリトルアマポーラにしました。
関東遠征の2戦にはこの馬の可能性を感じました。
馬体の回復は確かに急務ですが、前走程度でも問題ないでしょう。
トールポピーもこれまでの内容から対抗より下には落とせません。
単穴で狙いたいのはソーマジック
複勝率100%で芝は2戦2勝。
好内容のレースを連発し底を見せてない点が不気味です。
レジネッタは前走勝ってもおかしく無い様なレースだったにもかかわらず、
人気が無さ過ぎ。おさえておいて損は無いはずです。
レース内容を3番目にいいと評価したブラックエンブレムは、
間隔の詰まった中で、厳しい競馬をした点でおさえ評価までとしました。
オークスよりもマイルがいいと個人的には思う馬ですが、
やはり最終追いきりをせず、軽めに終えたことは、
馬の負担を考えると評価したいところですが、
それでもまだ、前走の反動がないか不安になってしまいます。
馬券は◎の単複1000円ずつ、3連単◎○2頭軸と◎▲2頭軸マルチの6頭流し。