来年以降の中央競馬開催等の変更点など

平成17年度開催日割(pdf注意)

PURE GOLDさん(11/18)がピックアップしていた主な変更点をそのまま引用させてもらうと
・ 今年も9月19日に祝日開催あり。17日は中山・札幌、18日は中山・阪神、19日は札幌・阪神での開催に
・ 3歳クラシック競走に出走できる外国産馬が5頭まで増加。
  トライアルで3着以内に入った馬にも優先出走権が発生することに
・ 古馬G1競走への出走馬選定方法が「通常の収得賞金+近1年間の収得賞金」に変更
・ 函館・新潟・小倉・札幌2歳Sの出走馬選定順で収得賞金が一緒の場合、
  新馬を勝った馬が優先されることに
・ 平地未勝利戦では4節以内に3着実績のある馬が最優先され、
  次位に8節以内に新馬戦を使った馬、休み明けの馬という順に変更
・ 中央競馬の登録を抹消され地方競馬へ移籍した時に、再び中央競馬へ再登録する時の条件が、
  「地方競馬において5戦以上して1勝」、もしくは「地方競馬において2勝」に変更
・ 出走資格を限定した(恐らく好成績、キャリアが少ない等だと思う)3歳未勝利戦を10月以降に編成
・ 春季競馬の芝3歳重賞を勝った地方馬には春の3歳G1、およびそのトライアル競走に出走することが可能に
・ NHKマイルCで2着以内に入った地方馬オークス、ダービーに出走することが可能
・ 3歳春のG1で2着以内に入った地方馬秋華賞菊花賞、またその2つの競走のトライアルに出走することが可能
・ 国際競争が60に増加
・ G2、G3重賞のうち札幌記念毎日王冠など4レースの賞金を増加、44レースを減少。
  また6〜8着に出る出走奨励金も一部見直し
このうち過去にも何度も話題に上ったのが、GⅠの出走馬選定のところだね。
今年の秋天の勝ち馬であるゼンノロブロイも、実は登録馬中の順位は19番以下でした。
つまり、登録馬がすべて出走してきた場合、除外されていたわけですね。
過去にはナリタトップロードがJCを除外され、苦手な中山のステイヤーズSにでて圧倒的人気で4着敗退など、
なんとも後味の悪い状況もあったわけですが、
今回の変更で、収得総賞金が加算されることで過去の実績馬、近1年惜敗続きの馬も救済されます。
また外国産馬こクラシック出走条件も緩和。トライアルで3着以内に入れば、賞金不足でも優先出走権が発生。
ダービーでのシェルゲームや、菊花賞で出走が微妙だったトゥルーリーズンのようなことはなくなります。
地方馬も中央の重賞勝ちさえあれば、トライアルやクラシック競争の出走が賞金さえ足りていれば問題なし。
コスモバルクも来年だったらやや楽だったかもしれません。
地方からのクラシック制覇へ、窓口が広がった形。
国際競争の増加はどう出るのでしょうね。GⅡレベルですら出走0という状況が多いから、なんともいえませんが。
でも春の天皇賞が国際競争になるのは面白いかもしれない。賞金額も他国に比べたらかなりいい日本。
イギリスやオーストラリアからスタミナ自慢の馬がやってくるかもね。

引退馬

レニングラードが浅屈腱炎発症により引退
ようやく遅れてきた大物が出てきたと思ったんですが残念。JC挑戦もプランにあったくらいの馬なのになあ・・・
良血だから種牡馬入りしてもいい気がしますがね。
トニービンの後継種牡馬は、今のところサクラチトセオーくらいしか目立った奴がいないし。
あ、ウイニングチケットもいるか。産駒の成績はどちらも微妙だけど。
後に期待できそうなのがジャングルポケットだけじゃあねえ・・・
また、NHKマイルC2着馬のアグネスソニックマンハッタンカフェの全妹マンハッタンフィズも登録抹消。