久多良木神話は過去のものになってしまうのか

日経の記事リンクをはっつけたいところなんですが、えーとですね。
なぜか僕のノートで開こうとすると、IEが落ちてしまうのでリンクなしで、そのかわり軽めに触れます。
PSで業界の度肝を抜き、PS2コンシューマゲーム業界の王座を不動のモノにした感もあるSCE
で、今度は携帯ゲーム業界制覇を狙い、ゲームボーイ以降長きに渡り王座につく
任天堂の新作機を打ち負かすべく、PSPを出した。
しかし発売してすぐ、一部の製品に不具合とも呼べる点がいくつも見つかり、方々で大騒ぎ。
それに対するSCEの対応は、「修理するんでお金プリーズ」
納得のいくユーザーがいるわけがない。だって最初からおかしかったんだから。
そんな騒ぎのなか、先ごろ久多良木氏がコメントを出した。
「それがPSPの仕様」と。
ただの開き直り発言じゃないですか。
発売日を心待ちにして手にした商品は欠陥がある。どういうことかとメーカーに問い合わせたら、
修理しますよ。金くれれば。
で、トップがこの発言。
子供が、いや万人が楽しむことの出来る、ゲームのハードの製作に携わっているものの発言なの?
調べたところ、記事には「使い勝手についていろいろ言う人もいるかもしれない。
それは対応するゲームソフトを作る会社や購入者が、この仕様に合わせてもらうしかない。」
とあったようだが、大いに誤解だ。選ぶのはハードを作ってる側ではなく、活用する側だ。
ダメな箇所が多ければ見捨てられるのが当然。
しかし、PSPはすばらしい機種だから、私の作った最高の機種だから問題ないのだ。
といったところなんだろう。あきれ返ってしまう。
「著名建築家が書いた図面に対して門の位置がおかしいと難癖つける人はいない。」
とも言っている。ブランド力が強大なものは、おかしいわけがないとでも言いたげ。
はっきり言いたい。別にSCEだから、「PS」だからゲームを買っているわけではない。
やってるわけでもない。
円滑にゲームを出来る環境を提供できないハードという事実があるならば、
例えそれが強大なブランド力を保持している企業のものだとしても、
受け入れられるだろうか?無論そんなことありえない。
ソフトがよくても、ろくにできないや・・・ろくな対応もしてくれないし。
久多良木氏の発言は、ユーザーを見下した位置から放たれてるとしか思えません。
まずは、欠陥品を手にしてしまったユーザーに社長自ら謝罪をしてほしい。
謝罪の前にいいわけじゃ、聞き分けのないガキといっしょですよ・・・
ん?全然軽めじゃない?いやいや、正直この3倍は書いてもいいくらい・・・