訴えたほうが負けちゃった

“いかしゅうまい”マネするな、と訴えた方が敗訴
福岡出身の人間として言わせてもらえば、呼子のいかというのは非常にメジャーで人気があります。
同様に「いかしゅうまい」という商品も非常に有名で、先日放送された「元祖!でぶや」の佐賀の回でも、
でぶやのレギュラーが食べていました。
萬坊の「いかしゅうまい」を。
萬坊の「いかしゅうまい」というと、現在はどうかは確認できませんが、
僕の記憶の中では、長期連載されている料理漫画「クッキングパパ」の作者、
うえやまとち氏出演でおなじみのCMもあったり、知名度は地元では抜群です。
対する木屋については、僕は知りませんでした。
あくまで僕が知らないだけであって、地元であったり市場では有名なのかもしれません。
実際楽天市場にも木屋の商品はありました。
さて・・・今回の裁判で裁判長が発言した
「ほかの商品と識別できるほどの独特の形態を有しているとは言えない」
という指摘。これには異論があります。
萬坊のいかしゅうまいは、しゅうまいの周りに細切りの皮がたくさんくっついていて、
普通のしゅうまいしか知らない人には、かなり個性的な見た目だと思います。
また萬坊側は、商品だけでなく容器も酷似していると訴えています。
ここで、両者の商品を比較して見ましょう
まずは萬坊の「いかしゅうまい」
どうでしょうか。先述の独特な形態ののしゅうまいが縦×横=4×2で敷居で分けられてならんでいて、
タレが下部のポケットに収まってますね。
続いては木屋の「海鮮しゅうまい」
どうでしょうか。少なくとも僕の主観ではありますが・・・
似すぎだよ!!!
しゅうまいの形態といい、容器いい、その入れ方といい・・・
萬坊も木屋に対してではなく、販売店のほうに直接警告していたのは、
ちょっと軽率だったとは思いますが、
気持ちは十分にわかります。こりゃ負けたら唖然としますよ・・・
:あくまでこの話は、萬坊が先駆者(オリジナル)であると確信した上で紹介しています。
事実、「いかしゅうまい」を世に広めたのは萬坊なので。
またTMという表示が見受けられないので、おそらく登録商標ではないのでしょう。