変則開催&ダービーグランプリ回顧

まずは中央開催。エルムS
このレースは重賞別定のため、交流重賞が主戦場の馬にはきついレース。
なので毎年、重賞未勝利かGⅢキングが活躍するわけなのだが、
上位3頭の斤量が、見事に57、56、56。
ヒシアトラスは急仕上げと聞いていたけど、59kgでマーチSを勝つくらいの馬だし、
まったく問題なかったね。この結果は順当だろう。
これでJBC出走にも光が見えたかな。ぜひマイルでの出走を期待。
ジンクライシスは個人的に終わったかなとも思っていたのだけど、
先団から流れに乗って2着。
去年好走した舞台で今年もあと一歩の競馬でした。
これで今後はどうするのだろう。地方所属のまま各地を転戦するのか、
中央に出戻るのか。注目だね。
オーガストバイオは近走の逃げ先行ではなく、差してきての3着。
最内でロスなく乗ったことも良かったし、行ってたらたぶん潰れていただろうから、
以前の競馬をした勝浦の好騎乗だね。
トーセンブライトは、3歳時に余計な交流重賞を勝ってたのが運のつきか(笑)
ヒシアトラスと同斤量では仕方ない。
サカラートは逃げて失速の6着。
正直、何で逃げたんだろうと思ってしまった。
逃げて勝った実績はあるけど、休み明けと斤量を考えたら控えるべきではなかったか。
昨日はいい騎乗をした豊だったが、今日はほめられないです。
僕も実績から本命にしたけど、失敗でしたね。
対抗に推したワイルドワンダーは、たいした見せ場もなく8着惨敗。
もう少し前に行くかなと思ったんだが、この馬はまだ力不足かね。
まったく絞れず本命対抗の3連単2頭軸マルチ、
タイギャラント以外に総流しという面白馬券は、見事に撃沈しましたとさ。
続いてダービーグランプリ
発走直前のどたばたにはめちゃくちゃ笑った。
ゲート入りにはもたもたするわ、ようやくおさまりかけたときに大外の馬が放馬するわ、
結局、発走が20分くらい遅れてやんの。
スタートして一瞬外に出て、3番の馬をカットしたバンブーエール
審議かと思ったら、驚くことにランプなし。
うーん、3番の馬の行き脚がイマイチであったが、中央なら即座にランプがつくような・・・
僕の見方が甘いのかな。
行き脚のついたバンブーエールは、そのまま先頭に立ちレースを引っ張り、
直線では2番手追走のマンオブパーサーとたたきあい。
最後マンオブパーサーがわずかに交わして1着。
3着には3番手を追走した岩手のサイレントエクセルで、
見事に行った行ったの競馬になった。
ナイキアースワークオウシュウクラウンとも、中団を追走したものの、
直線手前で手ごたえは悪く、上位から大きく離れて6、7着。
ヤマタケゴールデンは2000Mはやはり長いのか、
いい手ごたえでまくっていったものの。ひと伸び足りず4着。
馬単36.1倍、3連単528.7倍は相当においしい。
マンオブパーサーはダービー馬タヤスツヨシの産駒。
父に続き「ダービー」制覇達成をした同馬は、
春にはヒヤシンスSで、フラムドパシオンの2着だっただけに、この結果も不思議じゃない。
鞍上の木幡初広騎手は、2003年の鳴尾記念以来の重賞勝ちで、うれしいGI初勝利。
ローカルで味のある騎乗をする23年目のベテランが、大舞台で最高の結果を出した。
僕が悔しいのは、まず馬券を買い損なったこと。
加えて本命がバンブーエールであり、マンオブパーサーとの馬単を買おうとしてたこと。
マンオブパーサーのマイナス体重が気になり、昨日までは対抗だったのに、
評価を下げたこと。
ズタボロの状況での教訓は、ネットカフェに入る前に買っときゃ良かったってことですね・・・
しかし、中京10R、札幌12Rで3連単を当てており、今日の収支は大幅プラスだったりする。