スプリンターズS検討

今日は枠と展開について。
基本的に内のほうが有利といわれる中山1200M。
スプリンターズSがGI昇格後の成績を見てみると、
内のほうだと、1,5,6番枠がやや不振で、2〜4番枠がなかなかの成績。
中のほうは、7番枠こそ2,3着が1回ずつとやや不振ですが、
4勝と最も勝ち鞍をあげているのは8番枠、3着内率が50%と最も高い12番枠をはじめ、
8〜13番枠がまでが好成績をあげています。
今回この枠に入ったのは、みんな人気薄の馬です。
狙えそうな馬はどれでしょうか・・・
14番以降の枠は、15,16がそれぞれ1勝しているだけで、後はすべて着外。
ここにクーヴェルチュールスズカフェニックスキングストレイルが入るとは。
初の1200Mで大外を引いてしまったキングストレイルは楽ではないですね。
前走に比べて楽に位置取りを確保できそうにないクーヴェルチュールも、
果たしてどうでしょうか。
スズカフェニックスは内で包まれるよりは断然いいですが、
うまく下げられなかったときが大変そうです。
展開に関しては、3年連続でデュランダルが連対してるので、きちんとした傾向を
導き出しにくいのですが、押し切りをはかるビリーヴを、最後デュランダル
大外一気で交わしさったり、メジロダーリングが粘るところをトロットスター
強襲したり、マイネルラヴタイキシャトルを競り落とし、勝ちを決めたところで
大外からシーキングザパールが2着に上がってくるというような、
先行+差し、差し+先行のパターンが多いです。
2頭軸で買う場合は、先行勢、差し勢で1頭ずつ選ぶとよいでしょう。
自在型の馬も狙いやすいといえます。
今回のメンバーだと、絶対逃げという馬こそいないものの、前に行きたい馬は多い
といった感じで、なにが先手をとるかが読みにくいです。
しかし、前が楽することは考えにくく、先行馬にしろ差し馬にしろ、
速い流れを経験している馬に勝機があると思います。
そのためにはロスの少ない乗り方が大事になるため、
外目の先行馬にはきついでしょう。
したがって、クーヴェルチュールと初スプリントのキングストレイルは、
ここでは厳しいとみます。
残り8頭・・・削るべき馬はあと何頭になるでしょうか・・・