日曜回顧

中京記念

内をすくったタスカータソルテがなんとか粘り通して重賞2勝目。
コーナー手前からペースが速くなるのが中京の中距離戦の特徴ですが、
それをあざ笑うかのようにじっと待って、直線ぽっかりあいたスペースに
馬を入れた中舘騎手はさすがというかなんというか・・・
そりゃローカルでリーディングを何度も取れますよ。
馬も使ってさらに良くなりそうですし、平坦コースでは再度注目。
金鯱賞は狙えそうですね。
センカクも得意条件でいい脚をみせました。
やや脚の使いどころが難しい馬ですが、うまく操れば新潟大賞典でも浮上しそう。
ワイルドファイアーは差しきったのではと思うような勢いでしたが、
首の上げ下げで無念の3着。9歳にして本格化してますね。
しかしハンデ戦とはいえ、まさか2000Mで突っ込んでくるとは思いませんでした・・・
メジロライアン産駒ですし、繁殖入りも・・・というのは無理な話でしょうか。
ハイアーゲームは早めにまくった分ですかね。
道中スローで流れていたので、仕掛けに関しては仕方が無いと思います。
ただ、この馬には中京よりは、じっくりレースを出来る新潟や東京のほうが
あっているんでしょう。新潟大賞典に出てきたら買いじゃないでしょうか。
ローゼンクロイツは仕掛け早以前に状態でしょうね。
トーホウアランは2走ボケかなあ・・・

弥生賞

マイネルチャールズが番手抜け出しから完勝しました。
平均よりやや遅めのペースを、かかり気味に追走しましたが、
直線でホッカイカンティを競り落とすと力強いのび。
坂を上がってやや脚が鈍りましたが、既にセーフティリードを保っており問題なし。
本番ではある程度のペースで引っ張る馬が出てきますし、
今日よりはレース展開も向くはずで、間違いなく皐月賞候補1番手といえるでしょう。
ブラックシェルは前回の反省からか、やや前めでレースをしましたが、これは大正解。
最後もよく差をつめてきたのですが、勝ち馬にうまく競馬をされてしまいましたね。
ただ今日のような競馬をすれば、本番でも見所はありそうです。
3着タケミカヅチも自在味のあるところを見せられたのは収穫ですね。
キャプテントゥーレは、よく対応したと思うんですが、
やはりどうもパンチ力不足の感も。
テラノファントムはうまく使ってダービーに間に合って欲しいですね。
着外組からは、やや不可解なレースぶりだったアインラクスと、
いつも通りの追い込みに徹したベンチャーナインに浮上の余地あり。
あくまで穴馬としての魅力ですが。

仁川S

フィフティーワナーの鮮やかな復活勝ちでした。
アンタレスSを勝ったときの内容を考えたら、ここで楽勝してもおかしくない
馬でしたが、いかんせん長期休養明け2戦目、ファンも半信半疑といった感じが、
単勝3.0倍にも表れていた気がします。
しかし、そんな評価なんてどこ吹く風の完勝。
重賞戦線に楽しみな馬が戻ってきたといっていいでしょう。
次は56kgで出られるアンタレスSかな。
ドンクールもようやく持ち味が出ましたね。
賞金を加算できないあたりがこの馬らしいですが、
なんとかまた重賞戦線で活躍を見たいものです。
ラッキーブレイクはもう少しやれると思っていたのですが残念。
年齢かなあ・・・