土日回顧

更新日が3月28日だったりするんですが、春のGIに向けて大事なレースがあったので、
しっかり振り返ろうと思います。

若葉S

ノットアローンが逃げ切り勝ち。
これは本当に楽な競馬。ラップの刻み方も絶妙で、勝つべくして勝った感じです。
中京2歳Sのように、自分でペースを作ればハイペースでも残れる馬なので、
本番でも思い切った競馬をすれば面白そうです。
ダンツウィニングは前走の反省か、早めに仕掛けていって権利確保。
こちらはあまり皐月賞向きという感じがしないので、今後に期待です。
ミッキーチアフルは先行した分残り目がありましたが、
この感じではOPクラスではまだまだかなと思います。
モンテクリスエスは、完全にやらかしてしまいましたね。
前が楽している中あんなチグハグな競馬では、あれが精一杯でしょう。
キングスエンブレムは馬体重にも現れていたように、
本調子には程遠かったのでしょう。
春は全休になるかもしれませんね。

フラワーC

ブラックエンブレムが逃げ切り勝ち。
スタートから勢いがつくと、スピードそのまま押し切ったという感じ。
ダンスインザムードみたい・・・とはさすがに言い過ぎかもしれませんが、
力が違ったなと思えるようなレースでした。
中2週の桜花賞は、間隔が詰まっている臨戦過程を考えると楽ではありませんが、
好位から自分の競馬を出来れば、本番でも面白そうです。
2着レッドアゲートは、後方から一気にのびてあと一息のところまできました。
旧ゆりかもめ賞的な2400Mの500万戦で、好メンバー相手の4着したのは
伊達ではありませんでしたね。
こちらはオークス戦線で期待が持てる馬です。
シングライクバードも後方でもたついたままかと思いきや、
最後は一気に差をつめてきました。
もう少しまともならと思える内容で、こちらもオークスで見てみたい馬です。

スプリングS

スマイルジャックが番手追走から押しきり勝ち。
好スタートを切ってそのまま逃げたのにまず驚きましたが、
かかってどうしようもなくなったショウナンアルバをいかせて、
自分はしっかり折り合ったレース運びをみせましたから、
ここに来ての成長が見られますね。
きれ不足を先行策で補えたことも収穫。本番でもそこそこ期待できそうです。
フローテーションは内からスルスルとのびて2着。
ここ2戦持ち味を発揮できていませんでしたが、
馬体も絞れ、復調してきたのでしょう。
血統的にはクラシックでも十分やれる器。馬体維持を条件に次走でも注目です。
ショウナンアルバは、懸念したところが全て露呈した感じですね。
スローだからもっと粘れてもよかったなんて意見もありますが、
前半あんな競馬をしたのですから、あれで十分でしょう。
問題は本番でどんな競馬をするか。
木曜の東スポで、蛯名騎手が恐ろしいことを言っていたのが気がかりです。
今後に向けては、やはり後方で脚をタメる競馬を身につけるとかどうとか。
うん、それはトライアルでやってほしかったなあ（笑）
負けた組ではアサクサダンディが惜しかったですね。
ただ、持ち味を生かしてのものですし、仕方ない面もあると思います。
次走はNZT。マイルでどんな競馬を見せるか楽しみです。
レッツゴーキリシマは外枠を引いたのが微妙でしたか、
持ち味を発揮しないまま終わってしまいました。
ただそんなに負けていませんし、トライアルらしい競馬をしようとしたのかも。
皐月賞では本来の先行策を見たいですね。
アイティトップは丹内騎手は状態は問題なかったといっていましたが、
あのついていけなさはちょっと異常じゃないかなと思います。
今後立て直して、再び強いアイティトップをみたいものです。
サダムイダテンは現状あんなものでしょう。
一旦崩れると、立て直すのが難しそうです。

阪神大賞典

アドマイヤジュピタが好位追走からの押しきり勝ち。
日経新春杯の負け方から、ここはどうかなと思っていましたが、
体重は絞れ、自分のペースでも競馬が出来てと、状態は一変していました。
長距離の淡々とした流れはこの馬に向いてそうですが
本番には強力な先行馬も出てきそうなので、
今日みたいに全てうまくいきはしないでしょう。
それでも期待は一段と大きくなりました。
アイポッパーも前走から一変。
さすがにこの条件では強いですね。
去年は鞍上の不可解な騎乗もあり4着に負けましたが、
まだまだ長距離では一線級にいる馬だと思うので、本番でも期待します。
ポップロックは先行したので、よし！と思ったんですけど、のびきれませんでしたね。
休み明けの分もあるのでしょうが、長距離適正に疑問が出てしまうないようでした。
トウカイトリックは今日の展開であの競馬をしてしまっては届かないでしょう。
まあ、今回はあくまでトライアルということかもしれませんが、内容は少し不満。
もう少し展開が厳しくなる本番での巻き返しに期待です。
アドマイヤフジは、やはり中距離向きってことですかね。
長距離のだらだらした展開に、まったく歯が立ちませんでした。