土日回顧

福島牝馬S

マイネカンナの差し切り勝ちでした。
内枠を引いていましたが、徐々に外にもちだすと、
直線では外から一気の末脚で、さらに外から迫ってくるハロースピード
なんとかしのいでの重賞初勝利でした。
中山牝馬Sの結果がフロックではなかったことがこれでわかりましたし、
小回りで重賞を勝てる脚が使えたわけですから、
今後の牝馬重賞戦線でも期待が出来そうですね。
ハロースピードは後方からよく差を詰めたのですが、
今日の負けは運が無かったとしかいいようがありませんね。
賞金を加算しても、まだ夏以降OPにいるのに必要な額には足りませんが、
この感じなら、仮に降級してもすぐに上がってこれるでしょう。
夏のマイル重賞とかでも面白いかも。
というか、ここ1年で準OP勝ち+重賞2着の収得賞金があるわけで、
ヴィクトリアマイルにも出走できそうですね。
こっちでも面白い存在になりそうです。
ザレマヤマニンメルベイユは前に行った分でしょうかね。
後者は早めに並ばれたことと、斤量も影響したのかも。
馬券的には本当に悔しい、1,2着及び3,4着のハナ差でした・・・

メトロポリタンS

アルナスラインの楽勝でした。
それしか言いようの無いくらいのレース振り。
57.5kgを背負っていたことなんて、どこ吹く風でした。
タイムもすばらしいですし、これは今後が楽しみですね。
ヒカリシャトルは開幕週の馬場に恵まれてこそいましたが、
前にはやや厳しいペースの中よく粘りました。
こちらも力をつけていますね。
ビエンナーレは休み明けも、斤量と得意の東京で3着に食い込みました。
伊藤工真騎手もよく乗ったと思います。
期待したセンカクは距離というよりも、外を回ったのと、
開幕週の馬場にやられた感じですかねえ・・・
ローカルでもう1度狙ってみたいと思います。

オーストラリアT

人気馬2頭のデットヒートになりましたが、
制したのは内からのびたオーシャンエイプスでした。
後半一気にペースが上がる、典型的なスローペースの中、
内からロス無くレースをした鞍上のうまさもありましたね。
能力の高さは見せてくれましたし、今は力をつけることに専念させ、
秋に向けて調子を整えて欲しいところ。
サクラメガワンダーは、ファンにとっては歯がゆいレースが続きますね。
この状況ではまたGIなんていってられなくなりそうです。
トーホウアランは展開を考えたらよく来たほうではないでしょうか。
ニルヴァーナもですが、持ち味が行きませんでしたかねえ・・・

フローラS

レッドアゲートの完勝でした。
前走の追い込む形とは異なり、今回は好位の内目を追走。
開幕週の馬場を考えれば最高の位置取りで、直線でもスムーズに抜けてきて、
粘るカレイジャスミンを楽々と捕らえて2馬身近い差をつけました。
3走前にレベルの高い2400Mの500万下で4着になっていることもさることながら、
今日のほぼ完璧に近い内容からも、オークスでも主役をはれそうですね。
カレイジャスミンはよく逃げ粘ったのですが、勝ち馬が一枚上手でした。
キュートエンブレムも外から差を詰めていますが、
オークスはというには少し微妙な内容ですね。
驚いたのはメイショウベルーガ。あと1歩で権利を取り逃したものの、
次位より0.7秒も早い上がりタイムで最後方から突っ込んできました。
前走までダート短距離を走っていた馬ですが、
母系を見ると、中距離でも十分通用しそうなもの。
カーネーションSに出てきたら、期待したいですね。
シングライクバードは、外枠と開幕週も影響したでしょうが、
後ろからのレースを繰り返しているようでは、少し厳しいですね。
カイゼリンもですがもう少し成長が欲しいです。

アンタレスS

ワンダースピードが完勝。
後半徐々にペースが上がっていく中、番手でレースを進めていましたが、
逃げるフィフティーワナーを交わしてからも脚色は衰えず、
迫るドラゴンファイヤーに十分な差をつけての勝利でした。
良馬場で1:50.5の時計も立派。
阪神2000Mのレコードホルダーはダテではありませんね。
出来れば帝王賞に駒を進めて欲しいですが、賞金的に厳しいですかねえ。
2着ドラゴンファイヤーは、近走の不振を払拭する内容。
陣営のトーンは低かったのですが、馬に突如としてやる気が出たんでしょうか。
サンライズバッカスも、さすがGI馬という追い込みでしたが、
前が強い競馬をしていたので3着が精一杯。
こちらも陣営のトーンは低かったのですが、地力で持ってきたんでしょう。
この馬は個人的に、馬券を買わないといつも突っ込んできてくれる
ステキな馬ですよね・・・
しかし、この3頭で3連単50万越えとは不思議な感じ。
その要因は、人気していた3頭の負けっぷりに問題があるわけですが・・・
4着だったフィフティーワナーは、前走同様楽とはいえない展開ではありましたが、
ちょっと粘りが足りませんねえ・・・
休む前の力を期待するのは酷なのかもしれません。
ロングプライドは早めに押し上げたのがどうしても解せませんが、
それでも時計の分は走っているんですよね。
現状はもう少し上がりのかかる競馬のほうがいいんでしょうか。
メイショウトウコンは負けすぎですね。
馬場というより、調子が今一歩だったのかもしれません。