ジャパンダートダービー結果

昼ごろにユキチャン回避が発表されるという、残念な出来事があったJDDで、
サークスェスブロッケーンヌ(by及川サトル)が、持ったままで楽勝という、
衝撃的なレースをしてくれました。
ナンヨーリバーを行かせて、プレッシャーを与え続けながらの2番手追走。
直線を向いて先頭に立ってからの脚は、及川サトルアナが、
名調子をこれでもかというくらい加速させるレベルの圧倒的なもの。
ダービーのシンガリ負けの影響なんてこれっぽっちもなく、
それどころか体重も回復して、状態はさらに上がっていたようです。
素直に本命に出来なかったのが情けない・・・
秋のダート戦線でも、ずば抜けた力を見せてくれるのではないかと思います。
南部杯から始動して、秋GI4連勝なんてのも十分ありそうです。
2着のスマートファルコンも、好位追走から脚をのばしましたが、
相手が悪すぎました。こちらもダートに変わって内容が一変しましたね。
サクセスブロッケンがダービー最下位なら、スマートファルコン皐月賞最下位。
クラシックで最下位になった馬同士のワンツーという、
ちょっと面白い結果となりました。
3,4着には、東京ダービーの1,3着馬が、勝ち馬とは10馬身以上離れて入線。
先着したのは、5,6番手でレースを進めていたコラボスフィーダ
この馬はこれまで5着以下は1度も無い堅実派。
どういった状況でも力を出せる反面、勝ち味に遅いのがせつないですね。
黒潮盃戸塚記念で待望の重賞勝ちをおさめてほしいところ。
ドリームスカイも前走がフロックではないと証明する脚を見せましたが、
前がそれ以上の末脚を使っているのですからどうしようもありません。
南関レベルでは結構やれそうですが、さて、交流重賞で浮上するくらい
力をつけてこれるでしょうか。
ナンヨーリバーはずっとプレッシャーをうけ続けたのが災いしたのでしょうか。
個人的には番手から大事に乗ってほしかったですが、
勝ちに行ったわけですから仕方ありませんね。
前半61.2のペースは、楽といえるものでもありませんが、
悪いペース配分ではなかったはず。
勝ち馬が圧倒的に強かったということでしょう。
イイデケンシンは先手を主張できなかったことを考えても、
まだ本調子ではないのかもしれませんね。