日曜回顧

大爆裂の翌日は、見事な頭抜けでへこむわけですねorz

巴賞

マヤノライジンとフィールドベアーが同着V。
これは特にマヤノライジンにとっては大きな1勝になりましたね。
かつては同着になった場合、1,2着の賞金を足して2で割った額の半分が、
それぞれの収得賞金に加算されていたのですが、
今はルールが変わり、両馬とも1着で得られる額の半分が
収得賞金として加算されます。
840万加算と1200万加算では、全然違いますよね。
マヤノライジンはこれで、除外の憂き目からしばらく逃れられそうです。
フィールドベアーともども函館記念でも注目ですね。
人気を裏切ったマンハッタンスカイですが、
1800Mの競馬はどうも忙しそうですね。
持ち味を生かせるとしたら次の函館記念でしょう。
人気が落ちるようなら狙えると思います。

プロキオンS

ヴァンクルタテヤマが好位から抜け出し、
鞍上の赤木高太郎騎手ともども、重賞初制覇となりました。
展開こそ恵まれてはいましたが、今まで1200M以上では逃げないと微妙だった馬が、
1400Mで3番手から抜け出す競馬が出来たのはかなり大きいと思います。
今年のJBCスプリントは、園田の1400M。
赤木騎手としては絶対に手にしたいタイトルではないでしょうか。
2,3着に入ったワイルドワンダーサンライズバッカスは、
ともにいい脚を見せましたが、前も簡単には止まりませんでした。
ワイルドワンダーは、スピードに乗るまでに時間がかかり、
サンライズバッカスはスタートがイマイチで、
位置取りが後ろになったのが痛かったですね。
ただ、この結果は今後につながるでしょう。
今年はJCDが1800M。
強い3歳馬が出てきましたが、両馬ともチャンスのある条件だと思います。
長期休養明けで4着に逃げ粘ったバンブーエールは、
今後も順調なら短距離路線で楽しみな馬です。
東京盃に出てこれませんかね。

七夕賞

ミヤビランベリがまんまと逃げ切り勝ち。
2着にもミストラルクルーズが入り、準OP馬のワンツーフィニッシュとなりました。
ここ何年かは、斤量を背負った実績馬が結果を残していましたが、
今年は見た目にもはっきりとわかる、劣悪な馬場環境。
ハンデを背負った馬には、きつい条件だったと思います。
ミヤビランベリは前走こそ自分のペースに持ち込めず惨敗したものの、
主導権を握ったレースではほとんど安定しており、4着以下も3度しかありません。
ハンデキャッパーが53kgのハンデにしたのも見事ですね。
馬場のいいところギリギリをうまく通り、
直線で強気に仕掛けた吉田豊騎手もさすがです。
ミストラルクルーズはうまく好位につけて、勝ち馬の外をまわっての2着。
休み明けを考えれば上々でしょう
もともとセントライト記念3着など、世代限定重賞でもそこそこやれていた馬。
小回りがあうようですし、次は新潟記念より小倉記念に向かったほうが面白いかも。
マイネルキッツは、最近七夕賞で結果を出している
後藤騎手がうまく乗ったなという印象です。
有力馬が外に行く中、迷わず馬場の真ん中を通ったのはさすが。
枠を考えても、あそこから外に出すのは危険だったでしょう。
もう少し前が苦しい競馬をしていれば、着順は上だったかもしれませんが、
そこは競馬なので仕方がありません。
こちらは新潟記念でさらに前進できそうです。
キャプテンベガは前半かかったのも痛かったのかもしれませんが、
どちらかというと広いコースのほうが向いているかもしれませんね。
馬場も向きませんでした。
カネトシツヨシオーは、この馬場でいつもの競馬をしていては無理でしたね。
石橋脩騎手は重賞制覇のチャンスを逃してしまいましたが、
馬の持ち味を考えたら、あの競馬は仕方が無かったのかもしれません。
中継で井崎センセも言っていましたが、どうも2番がきかない面もあります。