尼崎列車事故関連

オーバーラン以前に30秒遅れ、回復焦り高速入構?
右側で九死に一生、すき間に入り込み生還
2両目の奇跡、生還者は語る 何が生死を分けたのか
新型ATS、再開に間に合わず JR宝塚線
JR西「どんたく」辞退…「華やかな場好ましくない」
どのチャンネルをつけても遺族がJR西日本の社長に起こるシーンや、
遺族のインタビューが移るワイドショーの時間帯。
さすがにいたたまれなくなりチャンネルを変える。
会社がすべて悪いかといえば断言できるところでないし、社長にぶつける言葉もね・・・
経営の責任者というのは部下の不始末であってもすべて受けなければならないつらい立場であろうなと思う。
遺族の人のどうしようもない気持ちは察するに余りあるわけですが、
新型ATSに関する問題はなんともいえない。
彼らは設置まで運行再開するなといい、国土交通大臣まで同じことを言った。
遺族が口にするのはまだわかる。が表立って国土交通大臣がそのような発言をしていいものか。
現在旧型で現在運行している区間はどうなる。旧型ATS=不安・不完全というイメージを与えるのはまずくないか。
改善すべきは機械的な部分か。違う。運転手がしっかりしていれば何の事故もおきないはず。
改善すべきはJR西日本の悪い体質であり、運転手の運転技術の安定。
そして運転手へのプレッシャーの緩和でしょう。
現実問題6月末まで運行再開が遅れたら、あらゆる面で影響が出ることは必死。
一刻も早い復旧と健全な運行が出来さえすれば、事故は起こるものではないです。
もちろん利用者&事件体験者はそんなもの関係なしに苦しいとは思うんですが・・・
それでも現時点での最大限のフォローがあっての再開が、被害者のケアと同じく大切なことかなと。
さらにはここにきて、連鎖反応的にオーバーランのニュースが増えてきたけども、
以前はオーバーランのニュースは、取り上げられることがほとんどといっていいほどなかった気がする。
この事件後目立つようになっただけで、以前とは頻度はさほど変わらないのかもしれない。