府中競馬観戦記

好メンバーのフェブラリーSをみるべく、今年初の府中行きとなりました。
いつも通り、競馬好きの先輩と2人で行く・・・予定だったのは2週間前まで。
今回も某先輩が大金を持って参上しました(笑)
有馬記念に続き、東京大賞典でも大損をぶっこいている先輩は、
なんとしても、これまでの負債を取り戻したかったらしく、やる気は満々。
なにやら、いろんなものを見て、今日のレースのことを研究してきたらしい。
かくいう僕も、先輩が来るまでにあった東京の5〜9レースで、
本命馬が2,1,2,2,3着にきており、複勝全的中と絶好調。
今日はぜひ信じてくださいなどとふかし気味。
実際その調子で10Rも本命馬が勝ち、単・複・3連複をゲットし、
個人的な資金は調達完了。
そしていよいよフェブラリーSの予想に。
先輩いわく、1600Mのレースで勝ったことのあるのはロングプライドだけらしい。
おそらく、昨日のみんなのウマ倶楽部で、ユニコーンS勝ちの映像をみせながら、
同馬のことを説明していたので、それを曲解してしまったのではないかと思う。
結果、「マイルならブルーコンコルドがGI3勝しているし、
ワイルドワンダーも同距離のOPレース勝っているし、
ノボトゥルーは7年前の覇者だし、フジノウェーブも地方でマイル重賞勝っているし、
メイショウバトラー交流重賞で勝っているし、
ドラゴンファイヤーも条件戦で勝っている」などと説明する羽目に。
そんなやり取りを繰り返した結果、先輩はヴァーミリアンフィールドルージュ
3連単2頭軸マルチを選択。
相手にワンダー、プライド、ファイヤー、コンコルド、トウコン、
ヴィクトリー、アンパサンドを選択し、1000円ずつ42000円を買うことに。
結果は、ご存知の方は既に爆笑しているかもしれませんが、
スタートで出遅れたフィールドルージュが、歩様に異常をみせそのまま競争中止
先輩の馬券は30秒ほどで終了しましたとさ。
個人的にはフィールドルージュの様態が心配でならず、レースに集中できず。
直線を向いて有力どころが上がっていくのを見て、
ようやくわれに返った感じでしたが、肝心の本命はいい脚でのびてきたものの、
出遅れが響いたのか、あと一歩及ばず4着。
ヴァーミリアン頭固定で買っていた競馬好きの先輩は、見事に的中。
あれで170倍とは・・・おいしいですね。
早速レースを終えてしまったルージュに、ブチギレる先輩でしたが、
「競馬にはああいうことがつきもの」「出来れば馬の心配をしてください」
「死ねとか冗談でも言わないでくださいね。殴っちゃいますよ。」
と、ドサクサにまぎれてとんでもないこともいいつつ、なんとかいさめる。
最終レースもはずれた先輩は、計7.8万ほどの損失を計上。
僕は僕で、最終レースで調子に乗って3連単を買ったせいで、なんとマイナスに・・・
一応最終も、本命2着で複勝は取っているんですけどね(笑)
しかし、どうも解せないのが、先輩は最終レースの一押しを聞いてきて、
僕ははっきりと自分の本命を薦めたのに、違う馬を本命にして撃沈しているんですよ。
1,3着馬も買い目に入れていたから、当たっていたらプラス7万くらいだったはずなのに。
なんだかなあ・・・
帰りの電車では「競馬はGIだけじゃない」
「馬券は3連単だけが高配当を導くものではない」
「普段から競馬をみていると、これだ!というレースがある」
「今日の場合、東京6Rがそうだった」
などと、僕の競馬論を懇々と説明したのですが、はたして通じたのかどうか・・・
それ以前に、この言い回しを文章にすると、とんだうぬぼれやじゃないか・・・
単純に重賞だけがチャンスじゃないって話をしたんですけどね。