交流重賞3本立て

3つとも勝ち馬の強さが目立ったレースでした。

ブリーダーズゴールドC

【ブリーダーズゴールドC(旭川)】〜メイショウトウコンが競り合いを制す
メイショウトウコンはスタートでかなり迷惑を被ってましたが、
うまく進出しましたね。あせらずレースを進めた藤田騎手もお見事でした。
ここ2鞍は結果が出ていませんでしたが、使いつめの疲れがあったのかもしれません。
今後は得意の小回りで開催されるJBCクラシック目指して、
疲れを残さず調整して欲しいですね。
サカラートは、前でレースをしたぶん勝ち馬にやられた感じですが、
もっと早めに逃げ馬を捕まえていれば、さて、どうだったでしょうか。
ヤマトマリオンはどうも3着狙いの競馬に見えてしまいますが、
現状はこんなもんでしょうか。
カオリノーブルは9歳の古豪にもかかわらず(サカラートも8歳ですが)、
よく見せ場を作りました。今年一杯はホッカイドウ競馬で無敵でしょう。
エルムSにも出てきて欲しいです。
スウィフトカレントは早く芝に。地方のダートは重すぎます。

サマーチャンピオン

【サマーチャンピオン】(佐賀)〜倉富騎乗のヴァンクルタテヤマがレコードで圧勝!
サマーチャンピオンヴァンクルタテヤマの独壇場。
倉富隆一郎騎手は、急遽巡ってきた機会を落ち着いてこなし、
この馬に自分のレースをさせましたね。
おなじみ中島アナの名調子も冴え渡って、
佐賀競馬は大盛り上がりだったのではないでしょうか。
今後はJBCスプリント目指してもうひとたたきすると思いますが、
今日の内容から優勝候補にまであがってきたと思います。
赤木高太郎騎手が、兵庫で凱旋GI勝ちをしてくれたら最高なのですが。
安田伊佐夫調教師は2日連続の重賞V。この2頭で今年はまだまだ稼げそうです。
2、3着も2,3番手を追走した2頭の決着。
ダンツキッスイはD1400だった500万戦の完勝ぶりから、この結果も納得。
勝ち馬にはなされていたとはいえ、番手から競馬を出来たなら十分でしょう。
藤田騎手は惜しくも2日連続重賞勝ちとはなりませんでした。
キングスゾーンは、厳しい展開の割にはよく頑張っていると思います。
最近は逃げるか番手の競馬が特に増えてきましたが、
レースに応じて控えて競馬が出来ればもっと安定するんですけどね。

クラスターC

【クラスターC】(水沢)〜ルーキー川島正太郎騎手騎乗のプライドキム、レコードで快勝!
家に帰ってきて、今日がクラスターCに気づくという有様でしたが、
プライドキムの復活はうれしいです。
中央時代も全日本2歳優駿など重賞を2つ勝ち、その後は不振な時期もありましたが、
船橋に来てからも楽に2連勝して、今後が期待された馬。
その後順調に使えず、今年も思ったほど成績が上がりませんでしたが、
この馬らしい好位からの抜群のタイミングでしかける競馬で勝ってくれようとは。
川島正太郎騎手は、まだまだ騎乗ぶりに安定感がありませんが、
マズルブラストを、減量の恩恵があったとはいえ、
思い切って行って圧勝させたように、先行させての思い切りのよさがありますね。
お父さんの助けもあったわけですが、17歳、デビューして3ヶ月で
交流重賞を勝つ地方ジョッキーなんて早々出てきませんよ。
このままどう成長していくか楽しみです。
フェラーリピサは、本当に勝ち運のない馬というか・・・
いや、もちろん今年OP2勝していますけど、
本当ならあと3勝はしててもおかしい感じなんですよね。
今後はペルセウスSか武蔵野Sまで待ってていい気がします。