3連休開催回顧(マイルCS以外)

東スポ杯2歳S

ナカヤマフェスタが好位から抜け出し、2戦2勝で重賞初制覇。
前半60秒ジャストのゆったりとした流れで、
後半一気にペースが上がる展開を、好位から上がり33.8の脚でまとめたのは、
すばらしいと思います。競り合いでの強さも見せてくれたし、
今後の成長次第ではクラシックでも十分通用しそうです。
ブレイクランアウトも、今回はほぼ完璧に近いレースでしたが、
並んでからもうひとのびができず。
こちらは競り合いに課題が残りましたね。
サンカルロはちょっと力んで走っていたようで、
それを考えるとよく3着まできたと思います。
自己条件に出てくれば2勝目は近そうです。
ダノンカモンは展開に恵まれませんでしたね。
それでも最速の33.4で追い込んできていますから、
ある程度のペースで流れるレースになれば、今後も面白い存在だと思います。

霜月S

ボードスウィーパーの差し切り勝ち。
かつてものすごい末脚でこのレースを勝った馬も、近走は不振続きでしたが、
メンバー弱化&そこそこの展開で流れてくれたのがよかったのか、
久しぶりにいい末脚を見せてくれました。
ただ、根岸Sで・・・となると、微妙なところ。
手薄なOPで再度期待します。

福島記念

マンハッタンスカイが重賞初制覇。
好位から終始内をまわってレースを進めると、直線でも手ごたえは衰えず、
同じく内をついて迫ってきたマイネルキッツ以下をおさえきりました。
鞍上の芹沢純一騎手は、荒れ馬場を内ラチいっぱいに先行するのが本当にうまくて、
福島記念だと3歳時のトウカイトリック(2着)や、
ドロドロ馬場で行われた米子Sアドマイヤホープ(1着)など、
何度も波乱を演出しています。
今回もそれがばっちりはまった感じ。
見た目はかなり荒れている福島でしたが、比較的内をついた馬が上位に来ていて、
パワー型の馬が有利だったんだと思います。
今後も平坦コースや時計のかかる馬場の2000M戦では注目ですね。
マイネルキッツは小回りでも起用にこなせるようになってきましたが、
今回は勝馬にうまく乗られたので仕方ないでしょう。
グラスボンバーはもう8歳ですが、力の要る福島では走りますね。
外枠でしたが、最後内をつけたのが3着につながったのだと思います。
フサイチアソートも使っていけばOPで通用しそうですね。
フィールドベアーは、ジョッキーいわくハミを噛んでしまって・・・とのこと。
今後評価を落とすことは出来ないとは思いますが、嫌な負け方でした。

トパーズS

エスポワールシチーの完勝でした。
スタート直後はダイナミックグロウがハナをたたきましたが、
コーナーワークで先頭に立つと、あとはそのまま一人旅。
先行した馬は完全にのびを欠き、後方からレースを進めた
ダークメッセージメイショウサライが届いたことを考えると、
この馬相当強いですね。
中1週でJCDには、賞金的に出ることが出来ませんが、
ベテルギウスSで賞金を稼ぎ、平安SからフェブラリーSを目標に頑張ってほしいです。