マイルCS回顧

ブルーメンブラットが内からすばらしい末脚を繰り出し、
牝馬として14年ぶりとなるマイルCS制覇を果たしました。
道中は中団の内めを追走。
直線では外から抜群の手ごたえでスーパーホーネットがのびてきて、
一旦は先頭に立ちますが、同馬もすばらしい手ごたえで内をついてのび、
最後脚色が鈍ったホーネットを3/4馬身交わしたところがゴール。
かつては先行していた馬が、末を生かすようになって成績をあげ始め、
この秋完全に覚醒しましたね。
吉田豊騎手もこの馬の持ち味を最大限に引き出した最高の騎乗をしたと思います。
クラブの方針から、このまま引退する可能性が高そうというのが、
見ているファンとしては少し残念ですが、無事に引退できることが一番ですよね。
また、一口馬主である「傍観罪で終身刑」のid:Southendさんも、
本当におめでとうございます
スーパーホーネットはとにかく17番枠に泣いたという感じ。
直線ののびから力は出していますけど、
勝馬に内から同じような脚を使われてはどうしようもないでしょう。
ただ、この内容なら、案外香港で初GIなんてこともあるかもしれませんね。
遠征できるようなら期待します。
ファイングレインは、調子が上がってきていたのももちろんですが、
叩き4戦目にしてようやく条件の合うレースにでられたということなんだと思います。
平坦コースで57kgなら、今後も力を発揮できるでしょう。
カンパニーは外枠で行き脚がつかなかったのが響きましたね。
末脚は確かな馬ですが、GI級のマイル戦では、
ある程度前につけられないと厳しそうです。
1800MでGIがあればいいんですけどね・・・
ローレルゲレイロは、壊滅した先行勢の中でよく粘ったと思います。
次走は香港スプリントということですが、
今の同馬ならそこそこやれると思います。
ベストの条件は阪神Cかもしれませんが・・・