土日回顧

土曜回顧

迎春Sはビービーファルコンが接戦を制しましたが、
もたれまくったモンテクリスエスに助けられた感もあるので、
ラッキーだったかもしれませんね。
ただ、ファルコンも行ききれず好位からの競馬をしてのものなので、
力をつけているのは間違いなさそうです。
モンテクリスエスは、京都か東京替わりで準OPは楽に通過するでしょう。
エーシンダードマンも、ようやく馬券内に食い込める脚を、
コンスタントに発揮できるようになりました。
ダイヤモンドSに出てくれば、今年こそは連対できそう。


ニューイヤーSはスローで逃げられたマヤノツルギの完勝。
実績のない1600Mでしたが、せりかけられず楽に行けましたからね。
もっと厳しい流れになると思って軽視していましたが、
まったくそんなことはありませんでした。
期待したホッカイカンティは全く競馬になっておらず、正直がっかりしました。
立ち遅れはまだしも、内でもまれるのはよくないんでしょうかね。
あの枠を引いておいて、直線無理やり大外にもちだすなんて、
よほど流れが速くなければどうにもならないですよ。


寿Sはチョウサンデイが内から一気に差しきって3連勝。
春はクラシック戦線にのれそうでのれないもどかしいレース内容でしたが、
夏に復帰した後は、使うごとに馬がよくなってきましたね。
今回はプロヴィナージュの作った流れと、うまく内を狙った太宰騎手の好騎乗も
大きかったと思いますが、OPでも面白いと思います。

日曜回顧&収支

お粗末な予想が2つありましたが、完璧な予想が1つあったおかげで助かりました。
投資9000円、回収(1870+520)×5+17920=30870円で、プラス21870円。
2日合計で購入17400円、回収39740円ですから、出だし好調ということで。


フェアリーSジェルミナルが内をうまく抜け出し快勝。
時計は平凡ですが、中3週で前走から体重をさらに減らしての勝利ですからね。
内を巧みについたジョッキーもうまかったです。
これは参りました。
今後は馬体の回復が鍵になってきますね。
アイアムネオは後方から鋭い伸びをみせ2着。
展開を考えれば、こちらのほうが勝馬よりはいい競馬かも。
次走はクイーンCとのことですが、ミクロコスモス相手に互角以上なら、
桜花賞戦線でも期待できます。
グッデーコパは逃げて3着。
前走の惨敗で人気を落としていましたが、2000Mで折り合いを欠いていましたから、
度外視できる内容でした。展開に恵まれたこともありますが、
くるみ賞の内容を考えてもこれくらいはやれていい馬です。
カツヨトワイニングは枠と展開に泣きましたかね。
クイーンCに出てくれば、巻き返しは十分可能でしょう。
期待したマイティースルーは後方から追い込みきれずのもったいない内容。
もっと前で競馬が出来れば結果は違ったと思うのですが・・・
ちょっと残念ですね。こちらも巻き返しに期待したいと思います。


名鉄杯ニシノナースコールが後方から徐々に進出して差しきり勝ち。
前半から息の入らず、3コーナーで早くもフリートアドミラルに並びかけられるという、
逃げたユビキタスにはきつい展開。
フリートにも押し切るほどの余力はなく、変わって中団からうまくレースを進めた
メイショウサライが先頭に立ちますが、その直後を進んできたニシノナースコール
のび脚が上回り、首だけ交わしたところがゴール。
これまでも展開次第で上位に食い込むレースを繰り返していましたが、
今回はハンデ、メンバー、展開全てがはまってくれました。
大野騎手も巧みにさばきましたね。
エンプレス杯に出てくれば再度注目です。
人気のユビキタスは展開もありますが、完全にリズムを崩しているように思えるので、
一旦休んでからの春の東京開催で期待したいところです。


シンザン記念アントニオバローズが4角3番手から抜け出し完勝。
出負け気味のスタートでしたが、すっと好位にとりつくと、
直線では先に抜け出したミッキーパンプキンをあっさり交わし、
内から迫ったダブルウェッジをクビ差しのぎました。
左右にふらつくところのを素質の高さでカバーしている感じで、
角田騎手が高い評価をしているのが、今回のレースでなんとなくわかりました。
今後矯正して、トライアルでも結果が出せれば楽しみな存在です。
ダブルウェッジは好位からうまく内をついて2着。
これまで1200Mで4戦4連対と崩れておらず、初の1600Mも難なくこなしました。
好位で立ち回れる器用さは、条件を問わず武器になりますね。
春にどれかOPを勝つことは出来るのではないでしょうか。
トップカミングは崩れないものの、もうワンパンチたりないのは相変わらず。
自己条件でも流れによっては簡単に飛びそうな感じはします。
ミッキーパンプキンは粘りが足りないですね。
両サイドから来られてあっさり戦意喪失するようでは、
今後もよほど展開に恵まれないと重賞ではきついでしょう。
期待したキングスレガリアはまったくいいところがありませんでしたね・・・
中間ひと頓挫あった影響が、予想以上に大きかったということでしょうか。
モエレエキスパートもまだまだ仕上がり途上というような感じがしました。
ツルマルジャパンは小倉2歳Sを使ってしまったことが、
完全にこの馬の将来を壊してしまったように思えてしまいます。
新潟2歳Sに行っていれば、そのレースでの勝ち負けはともかく、
今みたいな競馬として成立しない状況にはならなかった気がするんですよね。