帝王賞回顧

バイトが長引き到着は19時過ぎ。わかっていたとはいえ、あふれんばかりの人の波に
さすがに辟易しました。でももつ焼きは食ったよ!
で、レースはというと、これほどきれいに頭が抜けるとは思いませんでした。
一緒に行った先輩とレース前に、「パドックではブルーコンコルドの次に
ボンネビルレコードがよかったですからね。一番怖いのは、この馬が頭に来ること」
なんて話していたら、本当にその通りになってるわけで・・・
パドックでは気配があまりよくなかったシーキングの評価を落として、
ボンネビルの評価を上げるべきでした。まだ、パドックをどこまで信用していいか、
というか自分の眼力をどこまで信用していいか半信半疑でしたが、
これをきっかけにパドックでいいと思った馬は、素直に評価することにします。
前置きは長くなりましたが、ボンネビルレコードやりましたね。
先日亡くなった父アサティスにすばらしいプレゼントを贈りました。
そして、的場文男騎手はコンサートボーイ以来の帝王賞制覇。
インベタからのすばらしい抜け出しは、さすがミスター大井競馬!!
再び大井の馬での制覇というのもニクいです。
・・・え?ボンネビルレコードは中央の馬!?いつの間に移籍したんだー!!!!
なーんて言ってみたくなりますよ。これは美浦に移籍したことにより、
調教での能力上昇が著しかったのか、それとも単に馬が強くなっていたのか・・・
どちらにせよ、大井のボンネビルレコードのGI制覇じゃなかったことは残念。
ただ、堀井調教師は馬を立派に仕上げていたし、フミオ騎手を鞍上に配したことも
素敵です。秋のJBCクラシックでもいいレースを見せて欲しいね。
ブルーコンコルドは人気相応のレースをした結果、最後脚がなくなってしまいました。
ああいう競馬をするほど、距離適正はないってことでしょう。
これでまた幸騎手のバッシングが起こる可能性が出てきますが、
現地で見ていた人間として言わせてもらうと、あれは仕方がないと思います。
脚をためる競馬をしても差が縮まっただけだと思う。
サンライズバッカスもあの展開で差すほどの脚はなし。
やはり2000Mでは微妙ですね。
先行勢が崩れていく中、内を猛然と追い込んだチャンストウライが4着に入る大健闘。
地元では中距離の交流重賞はないですけど、秋の白山大賞典に出たら面白そうです。