日曜回顧
あらためて振り返りますと、新馬で注目されたダノンマスターズは
まだレースになる状態じゃありませんね。
後藤騎手もこれでバッシングを受けたら散々だろうなあ。
まあ、春にクラシック戦線に乗ればいいんではないでしょうか?
メインの3つは、馬券的には上で書いたことがすべてですね。
函館スプリントSは、アグネスラズベリの見事な内強襲でしたね。
3週目でしたが、まだ内がさほど荒れておらず、インをぴったり追走した同馬は、
直線でスペースができることだけが問題だったように思えます。
サープラスシンガーの内にあいた1頭分のスペースに滑り込ませたあたり、
さすが角田晃一といいましょうか、本当に見事でしたね。
勝ち時計の1:08.9は、ここ10年で3番目にいい時計。
1番よかった97年の2着馬ダイタクヤマト(1:08.9で走破)が、
スプリンターズSで16番人気をものともせず勝利したことを考えると、
サマーシリーズではなく、本番でも面白いかもしれません。
(勝ったタイキトレジャーは本番惨敗ですが、このレースの後ぶっつけでした)
サープラスシンガーも自分のレースに持ち込み、ほぼ勝ちパターンでしたが、
勝ち馬にしてやられました。休みあけを考えたら今後に期待を持てる内容ですね。
ブラックバースピンも外目から申し分ない競馬。
久々の右回りを考えると、よく走ったほうではないでしょうか。
ビーナスラインやアドマイヤホクトはどうしたんでしょうね。
ともにのびを欠き惨敗。
アドマイヤホクトはパワーが必要なここでは力が発揮できませんかね。
舌を縛らなきゃいけないのどの状況も影響しましたか。
ビーナスラインは調子のピークが過ぎていたのか、もう燃え尽きてしまったのか。
次を見てみないとなんともいえません。
ラジオNIKKEI賞はロックドゥカンブが直線早め先頭で押し切り、無傷の3連勝。
1:47.7の勝ち時計は、牝馬限定戦ではありますが昨日の1000万下の時計を
上回っており、まだ奥の深そうな馬ですし、なかなかのものですね。
レッドランサムといえば、日本ではユノペンタゴンにアポインテットデイ、
海外では非業の死を遂げたエレクトロキューショニストがいます。
マイル〜中距離戦線で、今後の活躍を期待したいですね。
スクリーンヒーローは差し馬重視の馬券スタイルだったのでノーマークでしたが、
14番人気はさすがに評価が低すぎましたね。
そして今日は内で差す競馬を試みたのもよかったのでしょう。
母系からは芝で活躍できそうな感じですし、今後の路線選択が気になりますね。
イクスキューズは実質トップハンデのなかよく頑張りました。
今後はクイーンC→秋華賞というローテーションを希望します。
バブルウィズアランは外からいいのび脚でしたね。
米子Sの結果を見ると、松田騎手にとっては複雑でしょうが、
この馬でいい競馬をしたと思います。
自己条件もすぐに勝ちあがれるでしょう。
エミーズスマイルは馬体が回復しきれていませんでしたね。
次は輸送の短い紫苑Sでしょうし、そちらであらためて期待したいです。
クランエンブレムはパドックであまりピンとこなかったんですよね。
エミーズよりはましかなと思って本命にかえましたが、のびきれずに6着。
中1週がきつかったのかはわかりませんが、先のありそうな馬ですし、
立て直してもらいたいですね。
米子Sは、外から豪快に差したトウショウカレッジが僅差の勝利。
主戦の松田大作騎手が、先述通り福島で重賞騎乗のため、太宰啓介騎手でしたが、
テン乗りでしっかり結果を出しました。
多少強引にも見えましたが、馬の持ち味を引き出した見事な騎乗でしたね。
インセンティブガイは、条件にあった先行馬でしたよねえ・・・
何で買ってないんだか・・・
もとい、相変わらずの気分屋なレース振り。
今後もスムーズに自分の競馬ができそうな条件では注目でしょうね。
フェイトトリックスは申し分のない競馬だったんですが、
勝ち馬に切れ味で勝られ、2着馬には気分よくいかれすぎといったところでしょう。
それでもOPクラスでの活躍は見込めそうな内容だったと思います。
人気していたミスティックエイジ、ファイングレイン、ホッコーソレソレーは、
いずれものびを欠きました。後者は明らかに違いますが、ほか2頭は上がり時計に
限界がありましたかね。ホッコーは疲れかなあ・・・
やや敗因をつかみかねます。