スプリンターズS検討

いくつかの検討項目から、連対馬及び3着馬の傾向を洗い出してみます。
まずは、前走使ったレース。これは現在の日程になってからの7年間を参考に。
対馬
セントウルS=6頭(1着・4頭、2着・2頭)、安田記念=3頭(1着・2頭、2着・1頭)
アイビスSD=2頭(1着・1頭、2着・1頭)、高松宮記念=1頭(2着・1頭)、
香港マイル=1頭(2着・1頭)、ジュライC=1頭(2着・1頭)
3着馬
セントウルS=3頭、北九州記念ジュライC安田記念函館SS=1頭
G3時代からセントウルS組の相性がいいです。
ただし、連勝した馬は02年のビリーヴのみで、
それ以外の勝ち馬は、本番で全て4着以下です。
逆にここを叩いて巻き返した馬が多く、2着→1着のテイクオーバーターゲット
3着→1着のデュランダルをはじめ、7着→1着のダイタクヤマト
7着→2着のメイショウボーラーと、着外からの一変もあります。
G3であるアイビスSDは、開催変更によって直行の馬が減りましたが、
これは現在の北九州記念キーンランドCに置き換えられるでしょう。
勝った勢いで1,2着したカルストンライトオメジロダーリング
まさかの大激走をしたタガノバスティーユとダブる馬はいるでしょうか。
また3ヶ月以上の休み明けでこのレースに絡んだ馬は、全てGI馬。
12月開催のときから傾向は変わらないため、ここは重要かと思います。
したがって、ペールギュントプリサイスマシーンは、高松宮記念2,3着馬で
あっても軽視すべきです。
アンバージャックタマモホットプレイローエングリンも厳しいでしょう。
続いて距離・コース適正に関して。
中山適性があるにこしたことはなく、重賞未勝利でここを勝ったデュランダル
ダイタクヤマトは、中山芝で2勝しています。
出走経験に乏しい馬に関しては、阪神および福島で2回以上勝利、
もしくは重賞連対している馬なら、問題ないと思います。
エムオーウイナーは勝ち鞍が京都など平坦に偏っているため、ここでは軽視です。
距離に関してはほとんどの馬が1200M戦の勝ち鞍があり、
かつ1400M以下のOP勝ち、もしくは重賞連対をしています。
初スプリント戦で勝ったのはブラックホークのみ。
ただし、この馬は1400MのスワンSで勝利しており、1400M以下出走の経験が
なかった馬で複勝圏に来たのは、99年3着のキングヘイローくらい。
初スプリントのキングストレイルは評価に悩みます。
東京1400Mの重賞で連対していたり、中山適性が高い点は評価できますが・・・
今日はひとまずここまで。
残り10頭から、6,7頭まで絞りたいところです。