東京ゲームショウレポート(長文・多少のネタバレあり)

例年一般初日は、多いけどもこんなもんってな人の量なのですが、
祝日開催ということもあり、今年に関しては日曜日並みの人出。
東京方面から2・3番目に早い電車に乗ってきたというのに、
その時点で結構な人が来ていたわけで。
これには正直驚いた。
会場まで3時間ほどの間、競馬予想やぷよぷよ勝負でつなぐ。
人の多さは、スタッフの統率にも影響が出たのか、
8時45分に列を移動するのでそれまでに戻るよう案内があったにもかかわらず、
なんと8時15分に移動が開始。置いてきぼりを食らった人多数で、
よく暴動が起きなかったなと思う。
開場時間は大方の予想通り、30分繰り上げて9時半。
真っ先に向かうは、大好きなシリーズの最新作、逆転裁判4。

(上の写真は、13時過ぎのブースの様子。この時間は2時間待ちの大盛況。)
たどり着いたところ、なんとまだ4/16が埋まってる程度。これはラッキーだった。
程よいスピードで読み進め、ムジュンを見つけるのにも苦労はなくスムーズに終了。
ただ、特別法廷の音声や、裁判長の謎の独り言が気になり、やや集中力を欠いたかもしれない(笑)
いきなり「おお、髪がふさふさに!」「・・・はっ、夢でしたか」とか聞こえてきたら、
そりゃ集中力欠きますよ。
待ち時間がなかったのでじっくり見ることはできなかったけど、ほどほどの待ち時間があった人には、特別法廷ともども、かなり楽しめたはず。
プレイした感想は、とにかく早く出てほしいという気持ちが強まった。
雑誌でも紹介されていたニット帽の依頼人(被告人)の正体も予想通りで、
彼に何があったのかが本当に気になる。
新主人公のオドロキ君は、なるほど君以上に感受性豊かな
リアクションをする熱血馬鹿だね。
それ以上に亜内検事が湯浅弁護士かと思うような風体と仕草で爆笑です。
蘇る逆転同様、タッチペンでの操作はかなり快適。
探偵パートのプレイも期待できるでしょう。
続いて向かったのは、9年ぶりにPS2に移植されて登場のテイルズオブデスティニー
ついたときには30分待ちの札。意外とすいていてラッキー。
(15分後くらいに到着した友人は、僕の倍以上待つことになった。)
札のとおりの待ち時間でプレイ開始。
シナリオモードとバトルモードがプレイ可能だったので、シナリオモードを選択。
おそらく、完成版よりは簡略化されていたようではあるが、
9年越しの進化を体験するには十分だった。
いくつかあげるとすれば、
・3Dになったマップは見やすく、動きもなめらか。
・チャット機能が変更され、しばらく放置するのではなく、
 セレクトボタンを押すことで聞けるようになっていた。
・戦闘シーンの見やすさが格段に向上。
 シングルラインのシンプルな形で、やりやすいと思う。
・待ってる間に映像で見た感じ、秘奥義の映像のクオリティも数段アップ。
 かなり格好いい。
十分満足できましたよ。買いたくなりましたね。
続いては隣のテイルズオブザテンペストブースへ。
こちらは試遊機が6台と少ないため、待ち時間を覚悟したのですが、
たまたま10人前後しかおらず、15分ほどで試遊機へ。
プレイする前に、始めからかと続きからのどちらがいいかを聞かれたことと、
スタッフがストップウォッチでプレイ時間を計っていたことから、
ゲームはほぼマスターアップしてるのだろうと思った。
しかし、DSのRPGも据え置き機のそれと引けを取らないものになったなあと。
3Dマップはいうまでもなく、使われてる映像にしても動きにしても、
PSのものはゆうに超えている。
シナリオは、リバースのような雰囲気がして、
うーむ、かわらずの暗い始まりだなと思った次第。
この感じではもう延期はなさそうだし、期待してもいいかと。
余談ですが、バンダイナムコブースにいたとき、
常にアイドルマスターの映像・音楽が垂れ流されていたため、
もしや新たな洗脳作戦かと頭が痛かったです(笑)
続いては、セガサミー風来のシレンDS。
試遊機は10台ほどで、待ち時間は45分との表示。まあまあである。
不思議なダンジョンシリーズのファンとしては、
SFC版のリメイクだとしても期待する一作。
待っている間に流れた紹介映像を見た感じ、追加要素も多くあり第一印象よし。
マップや映像はSFC版よりも少しよくなった程度であるが、
画面の見やすさは問題ない。
おにぎりをもらい忘れて出発したような気がするが、
問題なく竹林の村を越え、5階に到着したところでタイムリミット。
今回のプレイではあまり感じることができなかったが、
DSになっての追加要素を考慮すれば、未体験者でなくとも買いだと思う。
続いてはぷよぷよの15thAnniversary版の対戦コーナーに行きたかったが、
予想以上に長い90分待ち。
テイルズのステージに間に合わなさそうだったのでパス。
変わりに30分待ちだった北斗の拳SEのBBチャレンジをやってみる。
結果は見事に1撃死でしたとさ。アホか!
気を取り直してスクエニブースのDQモンスターズジョーカーへ。
並んでいる人はそこそこいたが、試遊機が多く10分ほどで順番が来る。
マップはドラクエ8を彷彿させるきれいな3Dマップ。
雑誌でも見てはいたが、実際触れて素直に驚いた。
これでアナログスティックみたいなものがついていれば、
よりいいのだろうけど、操作性はよかったと思う。
不満は、使っていたモンスターの賢さのせいもあるかもしれないが、
「いろいろやろうぜ」を指示したら、HPが4減っただけで
ホイミを使ったり、体力に余裕があるのに防御したりしたこと。
賢さが低くてももうちょっとどうにかならないか。
やったゲームは以上です。
この後は、テイルズのステージを見にバンダイナムコへ。
ついたときには.hackラジオの公録が行われていたが、すごい人だかり。
終了後も、次のテイルズステージを円滑に行うべく、
スタッフの指示により慎重な誘導。それでも無視して動く人のせいで、
かなりの圧迫感。
さらに、テイルズ目当ての客も殺到。異例のオールスタンディングで、
ステージの開始は15分遅れとなりました。
イベント自体は少し焦り気味の進行を感じた。
例年以上の人が来たことを考えたら仕方がない。
内容はいつものとおりで、
①解説を交えたゲームの紹介・説明
②ゲスト登場で演じた役やゲームに関するあれこれトーク
TGS限定チャット
④プレゼント争奪クイズ大会
となっていました。
①は割愛し、②から話していくと、
ゲストはスタン役の関智一、フィリア役の井上喜久子、リオン役の緑川光
なんというか突っ込み役がいない(笑)
実際、狙ってますなボケ発言をかます面々(特に主役の人)
が、焦った進行のため、ほぼスルーされる結末に(笑)
一番場が盛り上がったのは、緑川氏の「リオンはツンデレ」発言。
17歳の人がえらく食いつき、場が脱線気味に盛り上がり、
ネタバレトークにも発展しそうになった。
もちろん、作品に対する思い入れが感じられる話も多く、
ファンとしてはうれしい限り。
③はフィリアがリオンにファンからの手紙を渡しているところをスタンが目撃。
話は発展し、スタンもリオン同様、たくさんの手紙をルーティから
もらっていると告白。
2人のあらぬ関係を妄想したのか、狂乱し驚くフィリア。
しかし、実際は・・・
ってな話です。ルーティのキャラを考えたらオチは簡単。
④に関しては、はっきりいって前のほうにいた人が有利。
しかも全員女性。どれだけ女好きなんだ!!!!
プレゼントがサイン色紙のみと、いつもより少なくて残念。
EDでは17歳ネタをみんなにやらせる17歳+25歳の人。
心の中で大爆笑でした。
イベント中嫌だったのが、横にいたグループが、
前のやつの頭がデカイだの、下げろだのと、ウジウジ文句を言ってたこと。
本人の前で堂々といえないなら黙っていてほしい。
最後に全体を振り返ります。
一番人口密度が高いと思われたのはカプコン
用意していたゲームを絞ったのも作戦としては正解で、どれも1時間待ち以上。
モンスターハンター関連には特に人が集中。
ポータブル2の待ち時間は、会場から1時間もたたずに5時間待ち。
13時半には以下のとおりに。

17時閉場だから当然か。
ほかではPS3関連、ブルードラゴン聖剣伝説4あたりが大盛況でした。
来場者は2日トータルで19万人という開催レコードとのこと。
そのおかげか移動が困難な場所が多数発生し、
連絡通路が機能を果たさない時間も。
コミケを思わせる混雑ぶりでしたね。
疲労困憊ですが、楽しめた分の見返りと考えます。
やったゲームの早期発売を心待ちにするとしよう。