土曜展望(201219)
先週の日曜日は2,3番手に推した馬が上位にきて、
馬連BOXに救われる結果になりました。
攻めすぎたことが裏目に出た形ですが、最終的に拾えたなら良しとします。
阪神JFはソダシが無敗でGI制覇を達成。
白毛とか関係なく、現状での完成度の高さを示した格好ですね。
接戦での強さは武器なので、これからも吉田隼人騎手とのコンビで、
大きいところを狙ってほしいです。
あれで勝てなかったのは仕方ないでしょう。
現状はオークス候補最右翼といえるかもしれません。
ユーバーレーベンも外からよく脚を伸ばしましたが、上位2頭には及ばず。
前走は全くレースが出来ていないのでこれくらいやれて不思議ではないのですが、
時計勝負にも対応できたのは収穫。
ゴールドシップ産駒は、高速馬場や高速上がりに対応できる産駒が意外とおり、
自身のスタミナがいい方向に出ているかもしれませんね。
ステイゴールド系らしく、突如大物が出てもおかしくなさそう。
ヨカヨカは応援半分で本命としましたが、
積極的なレースぶりで見せ場をつくり、
久々に大きな声が出そうなくらい興奮しました。
マイルはやはり長そうですが、1400Mまでなら重賞取れておかしくないと思います。
まだまだ成長すると思うので、来年のレースぶりにも期待します。
香港国際競走は日本馬が2勝をあげる好成績。
特に香港スプリントのダノンスマッシュには恐れ入りました。
香港勢が世代交代で戦力減で、展開、馬場傾向も向いたとはいえ、
これまでGI勝てなかったのが嘘のようなしびれる差し切り勝ち。
前走もグランアレグリアが化け物だっただけで、
決して弱い競馬をしていませんでしたらね。
ムーア騎手もうまかったと思いますが、
騎手というより、自身の成長によるものだと思います。
来年は高松宮記念を目指すようですが、
個人的にはチェアマンズスプリントプライズで香港GI連勝を狙ってほしいです。
香港Cのノームコアも、まともにレースできればあれくらいはやれていい馬。
前走は本当になんだったのか……
ウインブライトもコース巧者ぶりで引退レースでも2着。
マジカルを抑え込んだのはさすがですね。
ひょっとしてAオブライエンキラーなのでしょうか。
自分の予想としては、完全に馬場の読み違い。
前が残ることを前提に予想をしたところ、思い切り差し有利でしたから、
これでは取れる馬券も取れません。
今週は朝日杯FSが行われますが、
先週に比べるとやや盛り上がりに欠けるでしょうか。
個人的にはGI以上に気合の入るターコイズSが行われる土曜日が、
勝負の1日になりそうです。
ターコイズS
◎シーズンズギフト
◯ランブリングアレー
▲インターミッション
☆サンクテュエール
△アンドラステ
△スマイルカナ
△ドナウデルタ
△シャインガーネット
△フェアリーポルカ
△アロハリリー
モルフェオルフェ、クリスティ、トロワゼトワル、スマイルカナ、ビッグクインバイオ
といった逃げて結果を出したことのある馬が揃いました。
ただ、この条件で何が何でも逃げたいのはモルフェオルフェくらいだと思うので、
案外ペースは落ち着くかもしれません。
また、馬場がやや内が荒れ始めているので、
外目からスムーズに運べる馬に分がありそう。
血統面では個人的に、ロベルト、キングマンボ、ニジンスキーの血に注目しています。
最近は父サンデー×母ロベルト系が特に強いので、軸にするならここかもしれません。
本命はシーズンズギフト。
前走は制御がきかず大敗しましたが、
それまでは世代限定とはいえ3着内を外したことがなかった堅実な馬。
もまれるよりは外目の枠のほうがいいですし、
好位~中団くらいでレースが出来れば勝ち負けできると思います。
血統としては父ロベルト×母サンデー系(父のエピファネイアもロベルト×サンデー)、
と逆配合ではありますが、中山実績から本命視出来ると判断しました。
相手筆頭はランブリングアレー。
マイル経験は浅いものの、前走で骨っぽい相手に完勝した内容は無視できず。
ここもスムーズに流れに乗れれば勝ち負けできるはずです。
続いてインターミッション。
アネモネSを含む中山マイル3勝はメンバー随一。
母父キングカメハメハ、母母父カーリアンで、個人的な注目血統にも合致しますし、
前が流れたときに向くのはこの馬でしょう。
特注はサンクテュエール。
ルメール騎手から乗り替わりになったからか人気落ちていますが、
アルテミスS2着、シンザン記念勝ちの実績を考えると、
マイル替わりで一変する可能性は十分あります。
中山も全兄のジークカイザーが若竹賞を勝っていますし、
合う可能性を秘めています。
馬券は◎の単勝、馬連◎軸流し、〇▲☆ボックス、ワイド◎-○、
3連複◎1頭軸流し、〇▲2頭軸流し。
タンザナイトS
◎ジョーアラビカ
◯ラヴィングアンサー
▲アンヴァル
☆アスタールビー
△アイラブテーラー
△メジェールスー
△ケイアイサクソニー
△ジョイフル
△カイザーメランジェ
先行勢が揃い、差し脚の生きる流れになるとは思いますが、
外を回しすぎると届かなそうなので、内~中を伸びてきそうな馬が狙い目でしょう。
本命はジョーアラビカ。
1200M経験が浅かったので、前走の結果には驚きましたが、
得意コースで馬の好調も後押ししたのだと思います。
使いつめ、かつハンデは1kg見込まれた感じですが、
好調を維持している今なら再度勝ち負けできると思います。
香港国際競走2020展望
新型コロナ禍で厳しい状況の中、日本馬が3レースにエントリー。
日本で馬券発売のない香港ヴァーズも含めて予想を載せます。
香港ヴァーズ
◎エグザルタント
◯コロンバスカウンティ
▲シェファーノ
△モーグル
オブライエン陣営からモーグルが出てきましたが、
エグザルタントの牙城は揺るがないでしょう。
相手も香港勢優位とみています。
香港スプリント
◎ヴォイッジウォリアー
◯ホットキングプローン
▲クラシックレジェンド
☆アメージングスター
△タワーオブロンドン
△ストロンガー
△コンピューターパッチ
△ビッグタイムベイビー
△ラタン
ミスタースタニングなどの実績馬が引退し、
混沌としてきた感じのある香港スプリント路線。
ジ・エベレストの覇者クラシックレジェンドも、
移籍初戦で不安が残ります。
枠や流れで結果とガラリと変わりそうです。
本命はヴォイッジウォリアー。
GI実績は不足していますが、ホットキングプローンに勝利経験があり、
先行力を生かすことが出来ればひょっとするかもしれません。
あとはティータン騎手の手腕にも期待します。
馬券は◎の単複、馬連◎軸流し、ワイド◎-○、3連複◎1頭軸流し。
香港マイル
◎カーインスター
◯ゴールデンシックスティ
▲アドマイヤマーズ
☆サザンレジェンド
△ビューティージェネレーション
△ワイクク
香港3冠馬ゴールデンシックスティは当然注目すべき存在ですが、
一線級と同斤量で出走となるここは試金石の一戦。
本命はカーインスター。
ここ2戦同世代のゴールデンシックスティに及ばない競馬が続いていますが、
同世代で早くから一線級とぶつかってきた経験は強み。
時計の出ている今のシャティンにも適応するはずで、
自分のレースが出来れば逆転できる可能性は十分あると思います。
馬券は◎の単複、馬連◎軸流し、3連単◎○2頭軸マルチ、3連複◎1頭軸▲以下流し。
香港カップ
◎ダノンプレミアム
◯スカレティ
▲ノームコア
☆ウインブライト
△マジカル
△フローレ
日本からGI馬3頭、欧州からマジカル、スカレティ、
地元からは勢いのあるフローレと、
少頭数ながら個人的には最も興味をそそられる一戦です。
ここはダノンプレミアムが大チャンス。
シャティンの馬場は向いていると思いますし、
タイムワープが行くなら2番手、行かないなら逃げて競馬が出来そうなので、
展開利も見込めるのがよいですね。
強気の競馬で朝日杯以来のGI制覇を目指してほしいです。
日曜展望(201213)
昨日は複勝が1レース当たっただけに終わりましたが、
本命のレースぶりはほぼ想定通りで、人気薄でも見せ場があったので納得しています。
……といいつつ、インビジブルレイズは、
正直もう少し前で立ち回ってほしかったですけども。
今日も昨日同様、納得いく予想を継続し、結果にもつなげられるようにしたいですね。
カペラS
◎ヒロシゲゴールド
◯レッドルゼル
▲ジャスティン
☆シュウジ
△ダンシングプリンス
△スズカコーズライン
△サブノジュニア
△テーオージーニアス
△ダイメイフジ
△デュープロセス
中央再転入後、圧倒的なレース運びで連勝を続けるダンシングプリンス。
全力を出し切っている感じもなく、
重賞まであっさり突破してもおかしくはないのですが、
テンの速さではまだ実績馬に劣るだけに、よもやの結果も想定します。
そのテンの速さでメンバー随一なのがヒロシゲゴールド。
昨年はハナを切れませんでしたが、内からゴールドクイーンが行ったことで、
外から消極的な運びになったのが裏目に出たと思います。
今年は秋2戦が案外で、昨年よりも人気落ちで気楽な立場。
内枠を引いたことで、やることは1つしかなくなったでしょう。
若手の亀田騎手が思い切って乗ってくれれば、
一発の可能性は十分にあると思います。
馬券は◎の単複、馬連◎軸流し、○▲☆ボックス、3連複◎1頭軸流し、〇▲☆
阪神JF
◎ヨカヨカ
◯ソダシ
▲サトノレイナス
☆エイシンヒテン
△メイケイエール
△ポールネイロン
△インフィナイト
△ジェラルディーナ
△サルビア
例年とは違い、Bコースで行われることとなる同レース。
内がやや荒れ気味ですが、大外ブン回しでどうにかなる感じもなく、
ある程度の位置から運んで、直線中ほどを通ってくる馬が上位に来るでしょう。
本命は思い切って熊本産馬のヨカヨカ。
1200Mで3連勝後、距離を伸ばしたファンタジーSでは5着に敗れましたが、
出脚つかず強引な競馬になった割には、最後ジワジワ伸びていましたので、
決して悪い内容ではなかったと思います。
父母を考えると、さらなる延長で良さが出るか問われると正直疑問は残ります。
ただ、新馬戦の勝ち方から決して一本調子の短距離馬でないと思っていますし、
好位で折り合いをつけられれば、2歳GIなら距離もこなしてくれると思います。
相手は順当にソダシ。
現時点での完成度の高さはメンバーで一番。
異なる流れ、コースで3連勝を決めていることから、
まず崩れることはないでしょう。
サトノレイナスは前半ついていけるかがカギも、
リズムに乗ることが出来ればここでも差はないはず。
特注はエイシンヒテン。
逃げずとも集中して走ることが出来れば面白い存在です。
馬券は◎の単複、馬連◎軸流し、〇▲☆ボックス、ワイド◎-○▲☆
3連複◎○、◎▲2頭軸流し、〇▲☆。
土曜展望(201212)
先週日曜日は、載せた予想は見事に全部外れ。
土曜日が調子よかった翌日の日曜日は調子悪いというのは、
競馬あるあるの定番かもしれないですね……
チャンピオンズCは、チュウワウィザードがこれまでとは違う競馬ぶりで完勝。
去年がかなりもったいない競馬でしたし、
地方GIでずっと上位の成績を示していましたから、
当然の結果ともいえるんですが、前で甘いところを示していただけに、
これほど変わるのかという驚きもありました。
戸崎騎手がうまく乗ったのと、馬の調子が良かったのが重なったのでしょう。
クリソベリルの敗戦は、戦前から十分ありうることと想定したとはいえ、
自分の不安以上に馬がよくなかったですね。
枠の不利で序盤折り合い欠き、馬自身が本調子を欠いたことで終い伸ばせず、
といったところでしょうか。
まだここで終わってしまう馬ではないと思うので、来年の巻き返しに期待します。
今週は、2歳GI、芝ダートのGIII、そして香港と目白押し。
出走頭数は落ち着きましたが、
スプリント、マイルには地元の新星がいて、カップは強豪マジカルの参戦があり、
面白いレースになることは間違いないでしょう。
日本勢にも全部とは言わないまでも、勝利の期待は十分あります。
師走S
◎デアフルーグ
◯フィードバック
▲バレッティ
☆マイネルユキツバキ
△デュードヴァン
△テーオーエナジー
△ナムラカメタロー
△ハイランドピーク
△エムオーグリッタ
前がかりの競馬になりそうなメンバー構成。
最後一変する可能性を想定して差せる馬から狙うのがよさそうです。
本命はデアフルーグ。
馬券圏内に届きそうで届かない競馬が続きますが、
今回はメンバー的にもハンデ的にも大チャンス。
実績のある中山で復活勝利を期待します。
馬券は◎の単複、馬連◎軸流し、〇▲☆ボックス、ワイド◎-○
中日新聞杯
◎インビジブルレイズ
◯ヴェロックス
▲トリコロールブルー
☆シゲルピンクダイヤ
△サトノソルタス
△サトノガーネット
△テリトーリアル
△オウケンムーン
△ワイプティアーズ
△ショウナンバルディ
差し有利、サンデー系かつパワータイプの馬有利の傾向を考慮し、
大穴インビジブルレイズに期待します。
白富士S以降は自分の競馬が出来ていない感じなので、
人気落ちで若手注目株の団野騎手が無欲の差しに徹することが出来れば、
ひょっとするかもしれません。
馬券は◎の単複、馬連◎軸流し、〇▲☆ボックス、ワイド◎-○▲☆、
3連複◎1頭軸流し、〇▲2頭軸流し。
リゲルS
◎イベリス
◯レッドガラン
▲ギルテッドミラー
☆ブランノワール
△ラセット
△エントシャイデン
△ミッキーブリランテ
△メイショウオーパス
△シャイニービーム
前が残りそうなメンバー構成。
距離延長で逃げられそうなイベリスに期待します。
重賞勝ちのある舞台で自分のペースに持ち込めれば勝ち負けできるでしょう。
馬券は◎の単複、馬連◎軸流し、ワイド◎-○
日曜展望(201206)
昨日は会心とまでは言えないまでも、久しぶりに良い予想を決められた気がします。
ステイヤーズSで本命にしたオセアグレイトは、
スタートからある程度出していって、
好位のいいところでうまく我慢できていたからこそ、
最後逃げたタガノディアマンテをとらえることが出来ました。
横山典弘騎手の長距離での巧みな騎乗技術はさすがといわざるを得ません。
2着の津村騎手も去年のエイシンクリックに続き、
今年も前に行って波乱を演出。
長距離は騎手で買えとはよく言ったものです。
一方、阪神のチャレンジCは、レイパパレが無敗の5連勝で重賞初制覇。
負かしたブラヴァスは決して弱い馬ではありませんから、
相手に恵まれた感じはありません。
来年はそのまま中距離路線に行くのかヴィクトリアマイルを狙うのかわかりませんが、
デアリングタクトとの対戦が待ち遠しいですね。
今日は中京でチャンピオンズCが行われます。
1番人気の勝利が続く秋のGI戦線で、
国内無敗のクリソベリルが連勝記録を伸ばすのか、
はたまた立ちはだかる馬が出てくるのか。
中山、阪神のOP競走とあわせて、じっくり検討していきます。
ラピスラズリS
◎メイショウキョウジ
◯ジョーマンデリン
▲ケープコッド
☆カイザーメランジェ
△コントラチェック
△ヒロイックアゲン
△ニシオボヌール
△トウショウピスト
短距離重賞、OP実績のある馬が揃う中、
まさか?のコントラチェック参戦によって、混迷を極めてきました。
雑音に惑わされそうになりますが、今年しっかり実績を重ね、
順調にレースを使ってきた馬から狙うのが筋でしょう。
展開は格上挑戦のアルミューテンなど、
やりあってでも行きたい馬が複数いるため差し馬優勢の予感。
ただ、今日の馬場から後ろから行き過ぎては届かないので、
ある程度の位置でもまれずスムーズに回れるがねらい目でしょう。
本命はメイショウキョウジ。
外枠とスタートが鍵ですが、徐々に内に入れつつ5,6番手の位置を確保できれば、
この条件でも通用しておかしくありません。
相手は人気上位予想の2頭をおさえつつ、
一変ありそうなカイザーメランジェに妙味がありそうです。
馬券は◎の単複、馬連◎軸流し、○▲☆ボックス、3連複◎1頭軸流し、〇▲☆
りんくうS
◎スナークライデン
◯ジェネティクス
▲コパノフィーリング
☆エテルニテ
△ロードラズライト
△レシプロケイト
△スマートアヴァロン
△メイショウアリソン
△クリノケンリュウ
3歳上昇株のジェネティクスはもまれ弱さがあり、
最内で絡まれたときに不安はあります。
前が急坂で苦しくなった時に差し込んでくる馬がねらい目とみて、
本命はスナークライデンにしました。
中途半端な競馬をせず自分のリズムで運べれば、
一発の可能性は十分にあると思います。
馬券は◎の単複、馬連◎軸流し、ワイド◎-○、3連複◎-○▲-○以下
チャンピオンズC
◎エアアルマス
◯クリソベリル
▲クリンチャー
△タイムフライヤー
△チュウワウィザード
△カフェファラオ
△アナザートゥルース
△インティ
1.間隔を詰めて使うのが初めて
2.調教後馬体重が前走からプラス20kg
3.中間の動きが物足りない
4.不利な外枠
これらクリソベリルへの不安をあおるコメントをどう読むべきか。
個人的には1,2は気にならず、3も乗り込み量でカバーしていると感じています。
問題は4。中京はスパイラルカーブなので、3.4コーナーで外にふられやすく、
外枠の馬は早めに内へもぐりたいところ。
鞍上もその辺はよくわかっているでしょうし、
それくらい簡単にやってのけれる馬だと思いますが、
わずかな隙を狙ってくる馬にやられる可能性を狙ってみたくなります。
本命はエアアルマス。
ダートに転じて素質が開花した馬ですが、
砂をかぶると嫌気がさすという弱点も併せ持っています。
その点を考えると、乾いた良馬場の内枠はいかにも不利に思えますが、
むしろ腹をくくった乗り方が出来るとも取れます。
砂をかぶることをいとわず、道中外過ぎない好位から運ぶことが出来れば、
この相手でも通用しておかしくないと思います。
相手筆頭はもちろんクリソベリル、
あとは良馬場ダートでさらによさそうなクリンチャーと、
調教絶好で復活気配のあるゴールドドリームを上位に取ります。
馬券は◎の単複、馬連◎軸流し、〇▲☆ボックス、ワイド◎-○▲☆
3連複◎1頭軸流し、〇▲☆。
土曜展望(201205)
3頭の3冠馬対決で盛り上がったJCは、
引退レースのアーモンドアイが有終V。
この馬向きの時計が出る流れになったのも良かったですが、
前半の位置取り、コース取り、仕掛けるタイミングともに完璧で、
ルメールジョッキーがGIでなぜこれだけ結果を出せるかを象徴する内容でした。
コントレイルの福永騎手には、勝ち馬のレースぶりを考えると、
もう少し前でレースをしてほしかったのですがね。
もちろん、結果論でしかないのですが。
変わって今日は中山でステイヤーズS、阪神でチャレンジCと2重賞が行われます。
前者は混戦、後者は堅い予感がしますが、どうなるでしょうか。
ステイヤーズS
◎オセアグレイト
◯シルヴァンシャー
▲タガノディアマンテ
△ゴールドギア
△ボスジラ
△タイセイトレイル
△メイショウテンゲン
△ポンデザール
条件実績馬の調子が上がらず、人気上位馬も適性は未知。
近年は比較的落ち着いた結果の多いレースですが、
昨年同様波乱の目はあると思います。
個人的にこのレースで大事にしているのは、
中央実績は評価してよいが、ローカル実績(特に2600Mの実績)を過大評価しないこと、
中山実績がなくても軽視しないこと、
血統、特にノーザンテーストやサドラーズウェルズの血に注目することの3点です。
そこで狙いたいのはオセアグレイト。
ダイヤモンドSの3着以降はあらゆる面がかみ合わず人気を裏切り続け、
休み明けの前走もいいところなしでしたが、
結果が出ている冬シーズンになり、そこそこ上がりのかかる条件に代わるのもプラス。
長距離巧者の鞍上が、ある程度位置を取ってレースを進めてくれれば、
一発の可能性は十分にあると思います。
相手筆頭はシルヴァンシャー。
関東でのレース経験がほとんどないのは不安ですが、
レースぶりからスタミナ勝負には強そうなので、
内でじっくり競馬が出来れば上位に食い込めるでしょう。
以下、◎と同じ父を持つ、タガノディアマンテ、ヒュミドールを上位に取ります。
3連複◎1頭軸流し、〇▲2頭軸流し。
チャレンジC
◎ブラヴァス
◯ヒンドゥタイムス
▲レイパパレ
△ジェネラーレウーノ
△ナイママ
4戦4勝のレイパパレに注目が集まりますが、
内回り2000Mで果たしてこれまでのような競馬が出来るかどうか。
ここは先輩馬が意地を見せる気がしています。
本命はブラヴァス。
距離にもコースにも十分な実績がある馬が56kgで出られるのですから、
変な出遅れや折り合いを欠くようなことがなければ、
まず勝ち負けは間違いないでしょう。
日曜展望(201129)
今年のJCは、出走馬、特に上位3頭の実績だけをみれば、
史上最高といっても過言ではないでしょう。
そんな日は現地で楽しみたかったところですが、
抽選漏れで自宅観戦となりました。
まあJRAカードを持っていないのに当選は無理ですよね……
ただ、馬券の軸としては3頭とも不安があって強気には出来ないという。
贅沢な話ですけどね。
ここは馬券は控えめにして観戦を楽しむレースにしたほうが良いかもしれません。
馬券的に面白いのは阪神のOP、重賞ではないかと思いますので、
気合を入れた予想で挑みます。
カノープスS
◎メイショウカズサ
◯バーンスター
▲ダノンスプレンダー
☆ハナズレジェンド
△ネオブレイブ
△ナムラアラシ
△ビルジキール
△マイネルユキツバキ
まだ底を見せていないメイショウカズサが、メンバー展開的にも恵まれそう。
断然人気でもここは軸不動でしょう。
相手は素直にダノンスプレンダーでもよさそうですが、
スタート難ありでまともに勝負に行くと失速の可能性も。
そこで阪神の決め手勝負で面白そうなバーンスターと、
外枠&ダート替わりがよさそうなハナズレジェンドの食い込みに期待します。
ジャパンカップ
◎コントレイル
◯グローリーヴェイズ
▲デアリングタクト
☆キセキ
△アーモンドアイ
△ミッキースワロー
△カレンブーケドール
今の東京馬場は、後ろからではまず届かないですが、
スローに落とさない限り前に行き過ぎても厳しいところ。
ヨシオ、トーラスジェミニがいるここは、
流れが読めず取りつく位置に苦労しそうな予感があります。
そうなると、ある程度の位置につけられて、
多少タフな展開もものともしない馬が有利でしょう。
本命はコントレイル。
疲れやローテーションなど言われていますが、
直前の追切だけ見たら不安はなさそう。
枠はちょうどいいところを引きましたし、
5,6番手から競馬をして、競り合いに持ち込めれば父超えを達成できると思います。
相手はグローリーヴェイズ。
前半の位置取りがカギになりますが、今の東京はあいそうで、
馬場の中ほどから追走できれば頭まであると思っています。
デアリングタクトは相手関係が言われていますが、
この馬自身の強さは揺るがないでしょう。
後ろ過ぎない位置になれば上位進出は可能です。
特注はキセキ。
スタート決めて3番手くらいからペースを握ることが出来れば
ひょっとするかもしれません。
3連単◎○⇔◎○⇒▲以下、◎⇒▲以下⇒○
京阪杯
◎ジョーカナチャン
◯カレンモエ
▲タイセイアベニール
☆トゥラヴェスーラ
△レッドアンシェル
△フィアーノロマーノ
△アンヴァル
△ジョイフル
△リバティハイツ
今の阪神は、短距離ほど前が止まらない印象。
メンバー的にハナを切りそうなジョーカナチャンが絶好のねらい目でしょう。
前走はモズスーパーフレアのペースで差し優勢の流れとなり、
持ち味を発揮できず。
直線の坂に不安は残りますが、ラチを頼った逃げが出来れば押し切れると思います。
相手筆頭は良血カレンモエ。
過剰人気ではあると思いますが、崩れない強みが重賞で生きると思います。
3連複◎1頭軸流し、〇▲2頭軸流し。