アニサマ2010感想・1日目編

開演前

ブシロードの「カードゲームしよっ!」のCMは、
見ているだけで腹が立つんですがなんででしょうね(笑)
新バージョンも出来てやがったし、押しかけ妻まがいだしで、もうなんかいやだ。
あと、PSPで出るミルキィホームズのCMが、
ブシロードのCM枠で、2回に1回くらいのペースで流れてて、
これはいい洗脳だなと思いました。
雨上がりのミライ」サビの部分だけなら完全に覚えてしまいましたよ。

オープニング

毎年やっていた、映像によるアーティストのダイジェスト紹介をなくし、
パフォーマー集団によるパフォーマンスに変更。
これに関しては、アーティストによって歓声の差が大きくて
微妙な空気を生んでた気がするので、よかったかもしれないです。
最後に今年のテーマ、evolutionのロゴがスクリーンに映って終了。

1曲目

JAM Project栗林みな実による、「レスキューファイアー」でスタート。
JAM Projectが1曲目を歌うのは、
第4回での美郷あきとの「思い出はおっくせんまん」以来2度目、
栗林みな実は、第2回での奥井雅美との「MASK」以来2度目。

fripSide

1曲目を歌った人のうちどっちかがトップバッターというのが、
これまでの慣例でしたが、今回は両方とも一旦下がり、
only my railgun」のイントロとともにfripSideが登場。
昨日の簡単な感想にも書いたとおり、
マギー利博→マギー審司マギー司郎と登場する流れは、
会場を大歓声と大爆笑の渦に巻き込んでいましたが、
やや緊張しつつ歌っていたボーカルの南條愛乃には、
相当の試練だったんじゃないかと思いますよ(笑)
聞くほうも歌に完全集中するのはむずかしかったですし。
やるだけやって帰っていったマギー一門の3人が去った後のMCで、
小学生のころは内気だった自分が、
こういう舞台で歌うことが出来てうれしいといった南條に、観客からは大拍手。
両親も来ていたようです。
2曲目は「LEVEL5-judgelight-
途中で、ステージにボストンバッグが現れ、あの人の登場を匂わせていましたが、
結局でてこず終了。
しかし、最後に映像で登場(PVの映像ですが)し、「SEE YOU NEXT YEAR」と一言。
え、来年来るの?(笑)

angela

1曲目は「オルタナティヴ」。登場したatsukoの衣装は真っ白で装飾も沢山。
MCでは、小学生のころは〜と直前で聞いたことのあるような話が始まり、
会場は大爆笑。
KATSUも、「僕も母親が来てる。毎年だけど。」
2人して落とすあたり、さすがです。3年連続のボケもありましたし。
2曲目は、久しぶりに歌うという蒼穹のファフナーのED「Separation」
これは意外な選曲。3…じゃなかった2年目にして初のバラードです。
angelaはバラードもいいんです。
続いて3曲目は一転してアップテンポかつ異色作の「蒼い春」。
スクリーンを使って合いの手のあおりをして、
観客を巻き込んだのはよかったですね。
きいたことなかった人も、あれで一緒に盛り上がることが出来たはず。

高橋直純

黄色い歓声とともに登場のなおさんに、
僕もこげ茶色の歓声を送ろうとしましたが、横の友人に制されました。
1曲目の「遠くまで〜infinity〜」はニューアルバムのメイン曲で、
積極的にプロモーションされています。
曲中かなり動き回っていましたが、
MC中に出た話によると、激しく動いている観客に触発されたとのこと。
その身振りをやっていましたが、やってみせた動きは思いっきりヲタg(ry
2曲目もアルバムから「クローバー」。
インフィニティ=∞を縦に2つ重ねて四葉のクローバーという連想。
こちらは聞かせるバラード。
3年ぶりの出演はうれしかったし、聞けた曲はよかったけど、
アニメ・ゲーム系の曲がゼロだったのはちょっと残念。

南里侑香

艶やかな和装で登場。
1曲目はおおかみかくしの主題歌「月導-tsukishirube-」。
前回はFiction Junctionのシークレットゲストとしての登場でしたが、
本人曰く、出てきた瞬間からそのときの記憶がないそうで(笑)
今回は、しっかり記憶に刻んでおきたいということでした。
2曲目の「雫」は、.hackの新作OVAシリーズ「.hack Quantum」の主題歌。
衣装はこの曲にあわせてのものだそうです。

ELISA

Dear My Friend-まだ見ぬ未来へ-」「Real Force」と、
fripSide同様、超電磁砲から2曲。
ELISAは初登場のとき、かなりボケボケのMCをしていたイメージがありましたが、
3年連続の今回は、場数を踏んできたからか、そうとうこなれていまして、
観客「エーリサー」
ELISA「なーにー?」
観客「大好きだー」
コールをさせたり、
新曲でますってことで、今回歌うのかな?という雰囲気を出しておいて、
今日は歌えません、で観客をズッコケさせたり、
最後まで皆を翻弄していたような感じが。
そんなノリで2曲目の「Real Force」のコールをあおったせいで、
歓声がボーカルの声を上回っていたのが残念。
ちょっとあおりすぎだったかも。

石川智晶

役者2人による殺陣が繰り広げられるなか登場。
1曲目は、ゲーム「戦国BASARA3」のテーマ曲の「逆光」。
殺陣も作品、曲を意識したものでしょうね。
PVはモップで襲い掛かる女子学生なんですけど。(本当)
MCで最近「女子力」が低下しているなど、自虐ネタが多々ありましたが、
「歌力」はまったく低下していませんでしたよ。
2曲目はアニメ「戦国BASARA」の挿入歌「涙腺」
今年の石川智晶はBASARA攻めでした。

いとうかなこ志倉千代丸

1曲目「Find the blue」とともに、いとうかなこが登場…
する横を颯爽と横切っていく千代丸社長にちょっと笑いました。
そして、パワフルな歌声にひけをとらない、
ボンバーなヘアスタイルのいとうかなこもすごい。
この2人の組み合わせとなると、当然5pb作品の曲になるわけですが、
「Find the blue」はPC版「CHAOS;HEAD」の主題歌。
いわく、テーマはevolutionだから、あえて原点の曲をということでしたが、
あれ、昨年のテーマってなんでしたっけね?(笑)
続いての2曲目は「CHAOS;HEAD」の続編的位置づけでもある、
XBOX360版「Steins;Gate」の主題歌「スカイクラッドの観測者」で、
evolutionな感じでしたが、先日PC版が出ているので、
そういう意味ではこっちも原点だったりします。

nomico(のみこ)+Masayoshi Minoshima

この組み合わせということで、「Bad Apple!!」での登場となりました。
今年の東方枠、ニコ動枠ということになるのでしょうか。
スクリーンに流れる映像と、曲の一体感が印象的。
のみこ単独だと、他にも曲はありますが、
今回それを披露というのは、さすがに無理でしたかね。

THE GOMBAND

こちらもニコ動枠になりますかね。
1曲目はアニメ「ブラック★ロックシューター」「Braveheart」と、
曲中、アニメ「ブラック★ロックシューター」が流れていた、
というよりも、曲の尺に合わせて映像を編集して作っていたんですかね。
「Bad Apple!!」以上に映像に目がいってしまいがちで、
せっかくの生歌なのにもったいなかったかも。
あれだけの大舞台で堂々と歌い上げたゴムは、素直にすごいと思いましたが。
2曲目の「ブラック★ロックシューター」は、原曲キーだからか、
高音部分がさすがにきつそうで、キー下げてもよかったんじゃと思ったものの、
それは本人のプライドが許さないでしょうか。
エンディングでも、音程はずさないようにがんばるといっていましたし。

Lia

1曲目は2年前と同じく「鳥の詩」。
その時同様、コールあおってましたけど、この曲はそういう曲かなあ(笑)
MCでは、前回は一人身での参加でしたが、今回は母親になっての参加、
ということで、また違った想いがあった様子。
会場もその発言で盛り上がっていました。
2曲目は「Angel Beats!」のOPテーマ「My Soul,Your Beats!
個人的には、「時を刻む唄」も聞きたかったのですが、
よりメジャーな方をとったということなんですかね。

Girls Dead Monster

Angel Beats!」の流れを引き継いでガルデモの出番に。
まずはmarinaが登場して「Alchemy」。
当然というべきか、サポートバンドも全員女性でした。
続いてはmarinaに変わってLiSAが登場し「Crow Song」。
うーん、そこはmarinaが「Crow Song」で、
LiSAが「Thousand Enemies」だった方がよかったような…
3曲目を前にmarinaが再登場しましたが、
なんかガールズトークっぽいのが弾んでしまりがなく、
Liaが登場しても同じような感じで、その辺がかなりもったいなかったかも。
その3人でEDテーマである「Brave Song」を歌いましたが、
そこはもう1人、実際に歌っている多田葵も来てくれるとよかったかなあ。
贅沢な話ですが。

米倉千尋

イントロですぐにピンときた1曲目の「Butterfly Kiss」は、
聞けてうれしいという気持ちが強かったです。
MCでなにやら重大な決断をして云々という話がありましたが、
これは事務所を移籍したことに関してなのかなあ。
それを考えると、2曲目の「WILL」は、歌手活動15周年を迎えて、
これからへの「意志」を示す選曲だったのかも。
ちっひーは名曲2曲をぶつけてくれたので、満足度は半端なかったですね。

スペシャルゲスト登場

ちっひーが下がっていったかと思いきや、
ゆずれない願い」で再度声が聞こえ、
あ、コラボなのかな?相手は誰だろう、と思っていたら、
ちっひーの後に聞こえてきた歌声が、本人にしか聞こえない!!
スペシャルゲスト、田村直美の登場となりました。
これには本当に驚きましたが、衰えぬ歌声にも感激でした。

栗林みな実

舞-乙himeの後期OP「Crystal Energy」での登場には意表をつかれました。
MC後に刀語の前期OPテーマ「冥夜花伝廊」と、
けんぷふぁーのOPテーマ「あんりある・パラダイス」を続けて披露。
栗林は、ちょっと昔の曲と新しい曲という構成を毎年やってくれるので、
非常に好感が持てますね。
MCでアニサマへの想いの強さを常々語ってくれるのも
毎年来ている人間としても、ものすごくうれしいです。

スフィア

登場してから会場の熱気がさらに上がった気がします。
あそびにいくヨ!のOPテーマ「Now loading...SKY!!」と、
宙のまにまにのOPテーマ「Super Noisy Nova」を続けて披露。
3曲目も「Future Stream」で、動きを魅せることができ、
かつ爽快感のある3曲という構成となりましたが、
スフィアの魅力を伝える意味ではベストだったかも。
「REALOVE:REALIFE」も聞きたかったですけどね。
しかし、デビューして短いのに場数を踏んでいるからか、
これだけの大舞台でも堂々としたものでした。

GRANRODEO

1曲目は本人も出演している恋愛ドラマゲーム、
大和彼氏のテーマ曲「欲望∞(よくぼうむげんだい)」
始まる前に流れていたCMでも流れておりました。
ちなみに、武道館のDVDに特典としてこの曲の入ったCDがついているという、
いやらしい仕様だそうです(笑)
2曲目は10月に発売される、咎狗の血のテーマ曲「ROSEHIP‐BULLET」だったのですが、
咎狗の血という言葉が発せられた瞬間、黄色い歓声が・・・
どういうゲームかわかりやすいですね。
10月発売のこの曲は、流出していなければ初披露なのですが、
e-zukaいわく「ニコ動に流したかも」だそうで、
観客からは笑いが起こっていました。
続いて3曲目に、マブラブオルタナティブで使われた「Once&Forever」と、
ちょっと意外な選曲でしたが、満足できるラインナップでした。

JAM Project

PVが流れ、ニューアルバムの表題曲であり、
現在行っているツアーの名前にもなっている「MAXIMIZER」で登場。
続けて「TRANSFORMERS EVO.」今年歌ってこその曲ですね。
MCの中で、自分達が一番大事にしていると紹介された3曲目の「HERO」は、
スクリーンに歌詞が一緒に流れる演出。
そのあと、みんなで歌ってくれ!ということで始まった「GONG」は、
スローテンポVerでこちらも歌詞がスクリーンに表示されており、
みんなで歌える演出。
サビまで歌い上げてから「SKILL」に転調!
「MAXIMIZER」ツアーでも同様の演出をしているそうですが、
これで今日一番会場が盛り上がったかもしれません。
間奏中のコール&レスポンスも含めて、
JAM Projectの持つパワーの大きさを感じる瞬間でもありました。
来年はヒカルドもきてくれないかな。

アンコール&エンディング

例年、トリのアーティストが歌い終わって、
みんなでテーマソングを歌って終わり、
アンコールで再登場という流れでしたが、
今年はトリのアーティストが歌い終わってから、
アンコールに答えて全員が再登場、という流れに変更。
これは時間の短縮にも繋がるし、良い変更だと思います。
先導役として、例のスクールの生徒達が登場。
こういう起用の仕方なら、流れとしても、
生徒達にとってもプラスになるんじゃないでしょうか。
アンコール1曲目は昨年のテーマ曲である「RE:BRIDGE〜Return to oneself〜」
アンコールの進行役は、影山ヒロノブ栗林みな実
それぞれの挨拶では、KISHOWのボケと東京ドームでやれる発言があったり、
atsukoのムチャ振り?で、KATSUがいつものアレをやり、
まっくんから「KATSUくんってああいう人だったんだね」といわれたり、
ゴムが音程に気をつける発言をして、それに福山芳樹がのっかったり、
fripSideのsatが「おまえらLv.6」といったりして、
盛り上がりを見せました。
最後に栗林のタイトルコールで、
今年のテーマソング「evolution 〜for beloved one〜」を歌い終了。
終了時間は21時20分くらいだったと思います。
予定より30分くらいおしたのかな。

1日目を振り返って

去年と比べたら流れは構成はよくなったように思えます。
去年は曲が多くなって時間も長くなってと、
1日目は22時を過ぎて終わっていましたからね。
個人的に、非常に残念だったのは、
マナーが著しく悪いと感じる客が近くにいたことです。
意味不明な叫び声を上げることに終始してて、非常に不愉快でした。
一応、場内アナウンスで、悪い方に取り上げられるヲタ芸のような動きや、
進行を妨げるような叫び声を上げるのはやめるように言っていたんですが、
止められた様子がなく、言うならちゃんと実行に移してほしいなと思った次第。
線引きは難しいと思いますが、ああいうのって徹底的にやってくれた方が、
効果あると思うんですよね・・・