日曜回顧

メインレースは3場とも驚くような結果ではありませんでしたが、
僕の予想は散々だったということで・・・
キーンランドCは、クーヴェルチュールが先行抜け出しで完勝。
スタートしてからの位置取りもよく、抜け出してからの脚も見事。
レース運びが完璧でしたね。
ここまでは斤量に恵まれた面も多少あるでしょうし、秋以降の重賞戦線での活躍も
大事ですね。ブラックホーク産駒の代表格として、今後も頑張って欲しいです。
アグネスラズベリは、道中やや行きっぷりの悪さが見られましたが、
最後は外からのびて2着確保。この馬も地力をつけています。
函館SSのときにも書いたように、スプリンターズSに出走すれば、狙える馬である
ことには変わりありません。
ワイルドシャウトは1年ぶりを叩いたあとの3着ですから、復調してると思います。
今後は変わらず芝短距離でいくのか、ダートのJBCスプリント路線を狙うのか。
期待したシンボリウエストは、直線を向いても伸びが見られませんでしたね。
単に力不足だったのか、中1週が影響したのかはわかりませんが、
次走が試金石といったところでしょうか。
阿蘇Sは格上挑戦のハスフェルが見事な差しきり勝ち。
北九州記念の結果も影響してか穴人気になっていましたが、
前がやりあって願ってもない展開になったので、きてもおかしくありませんでした。
評価すべきは、こちらも格上挑戦で2着に粘ったグランドハリケーンでしょうか。
ここ1,2年は1000万クラスで先行して穴をあける存在でしたが、
ハイペースを番手追走から粘った今回のレースぶりは、かなり評価できます。
成長が感じられますね。9月の中山の現級戦では本命視できそうです。
新潟記念ユメノシルシが早め抜け出しから押し切り重賞初制覇。
今年春まで500万クラスにいた馬が、芝に矛先を向けてから大車輪の活躍。
天皇賞以外掲示板をはずしていませんからね。
外差しの決まる新潟外回りで、押し切り勝ちを決められたことは、今後に大きく
つながると思います。秋はぜひGI路線へ出てきて欲しいですね。
2着トウショウヴォイスも、ここにきての成長は目をみはるものがあり、
実績のない2000Mをこなしたのも大きいですね。
調教師のいうように、来年のマイルGI路線へ乗っていける存在でしょう。
3着ヤマニンアラバスタは、大外から追い込み、久しぶりにらしいところを
見せましたが、田中勝春騎手いわく、まだ本調子じゃないとのこと。
ということは、立て直してくれば府中牝馬Sでは格好のねらい目になるって
ことですかね。期待してますよ(笑)