2回目にして迷走し始めた気がする声優アワード

声優アワード:「デスノート」宮野真守が主演男優賞 「らき☆すた」平野綾が2冠
第二回声優アワード 受賞者発表
少し話題に乗り遅れていますが、なんというか、結果に納得できるようで
釈然としない部分があったので、話をしようかと思います。
まず、去年は受賞者+作品とそのキャラクターが紹介されていたのに、
今回は人物のみという点に違和感。
見た目にもおかしさが出ていて、釘宮理恵なんて、サブキャラクター賞を
受賞しているのに、人物説明に出てくるキャラクターがどっちも主役キャラ。
なんでサブキャラクター賞を取ったのかが全然わからない。
このへんって、あとから追加されるんですかね?
されないのだとしたら、サブキャラクター、主演のカテゴリ要らないじゃない。
最近のレコ大における、グランプリと最優秀歌唱賞みたいな感じに見えます。
特別功労賞は故人を表彰するという意味ではいいことだと思うんですが、
なんというか、表彰されるべき人が表彰待ちという状況になりません?
実際評価されるべき人が多すぎて、その間に
富山敬賞も、「この1年間の間、最も『声優という職業を各メディアを通じて
多く広めた人物』に送られる賞」ということですが、
「1年間の間」ってのが、まず言葉を大事にする仕事を表彰する場において
あるまじき表現ですし、そんなの抜きにしてもものすごくあいまいなものですよね。
何をもってして声優という職業を多く広めたとするかがわからない。
古谷徹氏が役者、ナレーターとしてすばらしい人だということは当然ですし、
声優に詳しくない人にも、アムロの人くらいに認知度があることはわかりますが、
この1年、氏はどこでどういう活動をして、声優という職業を多く広めたんでしょう?
「この1年」という言葉を使うなら、はっきりとそのことを書いて欲しい。
あとはナレーション部門も欲しいですよね。
賞自体は有益なものだと思うので、今後は、評価理由・基準がはっきりすることは
もちろんのこと、願わくばマイナー作品で好演した人にも
スポットが当たればいいなと思っています。